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大掃除=「家族イベント」として楽しむ方法
12月も半ばを過ぎると「大掃除」の3文字が気になりますね。
以前は、年末28日頃に家族総出で行う「年末行事」のイメージでしたが、最近は11月頃から計画的に進め、年末は余裕を持って迎える方が増えている気がします。
大掃除は、普段掃除をしない子どもやパートナーが本格的な掃除を経験し、大変さときれいになった後のすがすがしさを感じられる貴重な機会。
その後も家族を掃除や片づけに巻き込むチャンスでもあります。うまくいけば、大掃除がきっかけで片づけ習慣をつくることができるかもしれません。
「大掃除を家族の楽しいイベントにするプラン」をご紹介しますので、これからの方は是非試してみてください!
ステップ1:家族の予定をブロック
まずは予定のない週末に「大掃除枠」をブロックしましょう。時間は3時間程度が目安です。理由は、
・1時間程度だと目に見えた成果が感じられにくい
・3時間以上だと疲れてしまう
いずれも継続につながらない原因となるため、この程度にしておきましょう。週末土日のどちらかが1日確保できそうなら、「2時間→休憩→1時間」や、昼食を挟むのも気分転換になり、良い方法です。
ステップ2:担当決め
エリアごとに担当を決め、責任を持ってもらいます。
それぞれのお部屋だけではいつもと変わらないため、
自分の部屋 に「普段よくお世話になる場所(滞在時間の長い場所)」をプラスしましょう。
たとえばお風呂好き&洗面台の利用時間が長い長女にはお風呂場・洗面台をプラス。泥だらけの洗濯物が多い男の子には洗濯機と園周辺。パパはトイレや車庫周り、玄関、ベランダなど。
小さいお子さんがいる場合は、ママといっしょにできるお手伝いとして、
窓拭きや鏡拭きが良いかもしれません。
ステップ3:「Before」写真を撮る&音楽をかける
掃除に取り掛かる前に、必ず「Before」写真を撮ります。
これは、後で重要なコミュニケーションツールになったり、習慣にするモチベーションアップの材料になるため必ず撮っておいてください!
また、音楽も重要です。
学生時代、お掃除の時間には決まったクラシックが流れたと思いますが、これには心理的な作用を考えた、しっかりとした理由があります。「掃除と音楽」については、後日また別に書きますが、家族の「おそうじタイム」音楽を決めておくのはおすすめです!
我が家では、子どもが気に入ってる&明るくテンポが良いためYOASOBIの『アイドル』が定番です。今週末に予定するなら、クリスマスメドレーがぴったりですね。
ステップ4:方法を伝え、あとは任せる
その場所を掃除するための道具を渡し、やり方を伝えたら、あとは任せましょう。細かい点は気にせず、口出ししないのがポイントです。「家族全員が掃除だけに集中する時間」と決めてしまえば、意外と集中してくれますよ。
ステップ5:「After」写真撮影
終了後、掃除した箇所はすべて写真に撮っておきましょう。そして、ステップ3の「Before」写真と見比べて、全員で成果を共有する時間を作ります。1番きれいに仕上げた人には表彰や景品などを用意すると、よりイベント感が上がりますね。
掃除する前後を客観的に見比べることで、大きな達成感を感じることができます。写真をもとに、目につくことはたくさん褒めてあげましょう。
Afterの写真は、その場所に置いておき、「リセットの指針」にも使うことができます。特に小さい子こどもはどこまで片付ければ良いか分かりにくいため、これがあるとお片付けしてもらいやすくなります。
ステップ6:「おつかれさま!」ご褒美タイム
がんばった後は、ご褒美タイムにしましょう。
全員で片付いたリビングで宅配ピザを頼んで映画を見たり、いつもより豪華なデザートを食べたり。ねぎらいつつ、きれいに片付いた後の快適さを共有できる時間があると、次のやる気にもつながります。
家族イベントとして、良い思い出にもなりますね。
まとめ:「掃除&片づけ=楽しいイベント」に!
大掃除を家族のイベントとして楽しむ方法は、以下の6ステップです。
ステップ1:家族の予定をブロック
ステップ2:担当決め
ステップ3:「Before」写真を撮る&音楽をかける
ステップ4:方法を伝え、あとは任せる
ステップ5:「After」写真撮影
ステップ6:「おつかれさま!」ご褒美タイム
年末大掃除を「お母さんだけの仕事」にしてしまうのはもったいないです。
家族が本格的な掃除を経験できるチャンスであり、全員のお掃除習慣をつけるきっかけにできますので、是非時間をブロックして試してください。
また、年末に限らず定期的にこのイベントを開催すると、自然と家族イベントとして掃除や片づけが定着します。
大掃除を年末の家族イベントとして、是非楽しんでとして掃除&片づけを家族みんなの習慣にしましょう!