Tableau DATA DAY OUT に参加しました
こんにちは ウィルです。
今日はTableau社の一大イベントTableau DATA DAY OUT 2019 TOKYO に参加しました。
このイベントではTableau社のエンジニアやTableauユーザーがユースケースを発表する事例共有会のようなものです。
日本で一番普及しているBIツールのイベントなので、各社のデータ活用の状況を知ることができます。
私は多くの人がデータを元に意志決定できるようにデータ活用を推進していきたいです。個人の意見として思ったことを書いて行きたいと思います。
下記がイベント一覧
セッションを私なりに整理しました!以下のようになります。
・事業会社の組織作り
・事業会社の分析施策
・マーケソリューションの紹介
・自社の分析施策の概要
・Tableau社のセッション
Tableau社は「もっとデータドリブンな組織」をメッセージとしていたので
組織作りが中心でした。
事業会社におけるBIデータ組織の現在地点
登壇企業はTableauの推進に一定の効果を出しています。
ただ、どのセッションでもTableauのポテンシャルを発揮しているか、
自社のデータを有効に活用しているかと問われるとまだまだという意見が多かったです。
登壇者の方々とお話しても、データ活用の推進者を増やしていくことが必要というのが共通認識でした。
私の肌感でいうと、Tableauのユーザはライセンスを支払える大企業が多いと思います。ということは部署も多いしツールも多い、伝統的なExcel文化を脱却するのが難しいというのが一番の課題だと思います。
逆にスタートアップではデータ活用の文化もこれから形成できるし、データを触れるエンジニアも多いのでデータドリブンな組織作りのハードルは低い。しかし、Tableauを使いたいけどライセンス的に無理。Redashなどで十分という声を聞きます。
Tableauの可能性
データ分析関連のイベントでこれだけの集客力をもつイベントはないと思います。ただ参加企業の多くはデータが揃ってないとかそれ以前の問題も多く環境が各社違いすぎることが問題だと思います。
だからこそIT大手企業が有効な分析結果をTableauでどんどんサービスにつなげたり、Tableau運用のベストプラクティスをどんどん共有していくことが大事だと思いました!
そしてTableauを活用しなきゃダメだと参加者が思うくらいの「必要性」を提示できた時にもっとデータ活用が盛んになると思います。
これからやっていきたいこと
可視化
ビジネスユーザのデータ活用はシンプルなA/Bテスト、現状認識をし,いかに意思決定に繋げるかに尽きると思っています。ビジネスインテリジェンスの理解無くして画像解析や機械学習を理解することは難しいと思います。
以下のようなことの必要性を訴求していきたいです。
・表示しているグラフを10秒で理解できるか?
・なんのためにそのグラフを見るのか?
・グラフの配置・ストーリーの必要性
・仮説ドリブンなTableauの使い方
・見やすいダッシュボードとは?
可視化についての原理原則を体系的に理解できていないので、論文やアメリカの事例を参考にしたいです!(英語頑張ろう。。)
コミュニティ
スタートアップ界隈では自分で情報を取得して、仲間を作ってキャリア形成することが当たり前ですが、大きな企業だと難しいようです!
データアナリストのコミュニティをじゅんさんと盛り上げて行ければと思います!
それでは。
データ活用*ビジネス全般*について投稿してます noteを盛り上げましょう〜^^