バレットジャーナルを継続して感じた4つのおすすめポイント
先日投稿したバレットジャーナルの記事がたくさん読まれているようでありがたいです。
年末に手帳の話題ってのがタイムリーでいいのと、手帳術というテーマがそもそも人気なんですかね。
そんなわけで今日もバレットジャーナルについて書いてみようかと。
今日は私がバレットジャーナルという手帳術を継続して感じた4つのおすすめポイントについて、です。
あ、今日もバレットジャーナルについてある程度ご存知の方向けなので、基本的なシステムとかの説明は省いちゃっていますので、ご興味ある方は検索して公式本とかみてくださいね。
1.書く量を問わないデイリーログの柔軟性
世の中にはたくさんの手帳がありますが、中でもデイリーページって色々なフォーマットがありますよね。それは人によって求めるものが様々だからだと思うんです。
私もA5サイズのシステム手帳を過去に使っていたときは、あーでもないこーでもないと色々なリフィルを試したり自作したりしていました。
こういうのって大抵1日1ページが暗黙の前提になっていますけど、でも、どうしてもたくさん書く日とそうでない日にばらつきが出ちゃうんですよね。そういうものだよ、で済ませばいいかもしれないけど、自分はそれが気になりだんだん空白の日が増えてテンションが下がりついには忘れられて、、、ということになりがちでした。
バレットジャーナルのデイリーログについては、書きたいところから今日の日付を書いて、書きたいことを書きたいだけ書けばいいのです。これがまず自分には合っていました。気分がのってめっちゃ書く日もあれば、一日中お出かけをしてあまり書かない日もある。途切れてもすぐ再開できる。これがありがたい。
2.プロジェクトやログの追跡管理に最適な検索システム
今どきプロジェクト管理やタスク管理のアプリなんて優れたものが山ほどありますけど、自分はうまく使いこなせませんでした。そのうちアプリを開かなくなって忘れてしまったりして。私はたくさんの中長期プロジェクトを同時並行的に進めているのですが、「この案件、前回どこまで進んでいたっけ?」みたいなことが起こりやすかったのです。
バレットジャーナルの場合、インデックスページで一元管理することで追跡可能になります。
まずデイリーログで各プロジェクトについて進めたことや連絡のあったことなどを逐一書いておくんですね。そしてインデックスページに「Aプロジェクト」「Bプロジェクト」という項目を立てて、そのプロジェクトについて書いたページをインデックスに書き足していきます。
こうすることで、「このプロジェクトは前どうなっていたっけ?」といちいち資料をひっくり返しながら思い出す必要がなくなります。インデックスを見ながら遡ることですぐに思い出せるのです。さらには各プロジェクトごとに1つ経緯をまとめたコレクションページも作り、プロジェクト完了後はそのコレクションページに情報が集約されるという段取りになります。
ADHD気味で頭がとっ散らかりっぱなしの自分にとってこれほどベストな管理方法はなかったです、今のところ。
3.タスクを完了まで手放さない「移動」のシステム
1日の始めに今日やろうと思ったタスクをデイリーページにリストアップするのは割と皆やることだと思いますが、バレットジャーナルはそれだけに限りません。今思いついたけどいつやるかは決まっていないタスクやアイデアなどもどんどんデイリーログに記入していきます。忘れないためです。そして、1日の終わりに時間をとって振り返り(リフレクション)を行います。
その時に、未完了のタスクや新たに発生したタスクについて吟味検討するわけです。
明日やるとか、いつかやるとか、来月やる、とか。それをマンスリーログやフューチャーログや棚上げリストのページなどに移動させて忘れないようにする。
こうすることで発生から完了までの間忘れずに追跡可能になるのです。
4.自分が生きた証が蓄積していく快感
シンプルゆえに継続しやすいし、途切れても再開しやすい。そしてリフィルのように入れ替えないのでどんどん蓄積していきます。
最初のうちはタスク管理に重点を置いて始めたのですが、継続していくうちにログ(記録)としての価値の重要性に気づきました。自分の行動、思考、悩みなど思いついたことがどんどん溜まっていき、「あの時はこんなことをやっていた、考えていた」ということがいつでも見返せるようになります。
大袈裟でなく、自分が生きた証が蓄積していくのです。それを見返してみて、つまんねぇ人生だなって思ったりもしますが、改善のヒントが凝縮された「記録」が日々蓄積されていくことで、続ければ続けるほどに人生そのものが洗練されていく感覚が生まれてきます。
これは結構快感です。
まとめ
以上、思いつくままに書き殴ってみたら結構出てきましたね。便宜上、バレットジャーナルのことを「手帳術」として紹介していますが、公式本にもある通り、もはやこれは自分自身のOS(オペレーティングシステム)を更新していく感覚にに近いんですよね。他にも色々書きたいことあるけど今日はこの辺で。とにかくおすすめですよ。バレットジャーナル。