龍と天女の物語　江の島

ただ #134号 #海岸線 　
ドライブだけでも
気持ちはいいのですけど

龍と弁天さまの #恋物語
訪ねてみるのも素敵ですよ

今から約１５００年前
この地にすみ悪さをしていた
五つの頭を持つ龍が弁財天と
恋に落ちて改心して
土地の人に愛されるようになるまで…

◾︎江の島には龍が住んでいた伝説があり、
龍神信仰が栄えました。

竜宮城の形の #片瀬江ノ島駅 　
江ノ島駅近くにある #龍口寺 　
江島神社の #龍の銭洗 　
#龍宮 　(わだつみのみや)
#龍恋の鐘 　

神社には龍神信仰の名残が今も残されており、
お守りに龍をモチーフにしたものがあります。


◾︎江ノ島には「天女と五頭竜」の話が残っています

昔々、鎌倉の深沢には森の中に大きな湖があり、五つの頭を持つ五頭龍と呼ばれる龍が住んでいました

五頭龍は、山を荒らしたり
洪水を起こしたり
田畑を荒らすような悪い龍で

村人は五頭龍に対し人身御供
として泣く泣く子供を
差し出し暮らしていました

子供が死なないと超えられないから
「子死越」
※「腰越」こしごえ
と言う地名の由来


ある日、この一帯に大きな地震が起こり
10日間続いたのち
天から黄金の光と共に
美しい天女が現れます

天女、弁財天は
空から石を降らせ
海の上に新しい島を造り
そこに住みはじめます

コレが江ノ島です


五頭龍は弁財天の美しさに一目惚れ。
龍が恋に落ちるのです。

即行動を起こし　求婚を申し出たものの…

「これまでの間、悪行で村人を苦しめ、幼き子の命を奪ってきた、そんなあなたと夫婦になることはできない」

と告げ、弁財天は島の洞窟へ
戻ってしまいます。
これにショックを受けた五頭龍は


翌日改めて島を訪れ
弁財天の前で改心を誓い　
そして村人を助け始めます。

弁財天はしばらく


様子をみていましたが　やがてそれを信じ、弁財天は五頭龍と愛しあう事となり夫婦になりました。


五頭龍は誓いに従い、村人に尽くし、愛される存在となっていきます。しかし…


村人のために体力を使い果たした五頭龍の命はやがて尽き果て、最後に五頭龍は　

「これからは山となってこの地を守りたい」
と告げ、永遠の眠りにつきました

コレが路面に江ノ電が走る区間に
ある龍口寺のある場所です　

ここから今も　海を挟んで　江ノ島を見上げて弁財天を見守っています。

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