
サンドイッチ屋さんを始めるまで。
秋も深まってまいりましたが、みなさまご機嫌いかがでしょうか。
私はそろそろ温泉が恋しい季節だなあと思っております、
サンドイッチ専門店WILDIES‘ 店長エミカです。
今回はサンドイッチ屋さんを始める前のお話をしようかなと。
会社員から自営業って転職っていうの?
その辺りの定義がいまいち分かってないです、、
と、まあラシーンの記事でもお話しましたが、大学の頃車に乗り始めてから車が好きになり、そんなこんなで某ディーラーに就職し、営業ウーマンとして日々駆け回っておりました。
前の記事はこちら▼
最初の頃は、営業のおじさま方に
「富山大学の教育学部でて、なぜ車の営業?」
とよくきかれ
「車好きなので!」と。笑
好きなことを仕事にしない方が良いってよく言われましたが、最新の車から旧車までたくさんの車を直近で見れるし、整備のことも教えてもらえるし、私としてはめちゃくちゃ楽しい職場でした!ナンバーが今の石川じゃなく、「石」ナンバーの車なんかもたまーにみれたり。
車好きな整備士さんとひたすら、昔のスカイラインの話をすることも笑
でも、2年目3年目と時間が経つごとに「古い車好きな私は新車を売れるのか?」という思いが、ずっと頭の片隅にありました。
営業の仕事は、いかに車を魅力的に売り込むか。その人のライフスタイルや家族構成、職業、趣味、通勤距離等々いろんな情報からより良い提案をします。
運転が心配だから最新技術のついた車に乗りたいという方もいますし、どうしてもMT車がいい!という方も。もちろん、この車がすきだから乗れなくなるまではなんとしてもなおして乗る!という方もいます。
一人一人、想いがあって悩んで迷って、泣く泣く好きな車を手放す方もいる。
私としては、営業として車を売り込まなければいけないけれど、お客さんがどれだけその車を大切にしているかも知っている。
私も車が好きで、古くても良いものをなおして長く使おうとしている人に、「新しい車の方に替えたほうがいいですよ!」なんて言えるわけがない、、
古い車って、燃費は悪いし、車内は狭い、税金も割増だし、壊れることも多いけれど、手のかかるところすら好きなんですよね。
不便でいいじゃない。
スピードが出ないなら、ゆっくり優雅に景色を楽しみながら走れば良い
別に狭くても運転する分には支障はない
燃費度外視な分、エアコンの効きは最強
出だしはゆっくりだけど走りは粘り強い
坂道なんてどんどん速度落ちていくから、頑張れ頑張れって言いながらアクセル踏む
お金も手もかかるけれど、自分が良いと思ったものを、直しながら長く使うのが最もエコでは?
とさえ思います。(極端)
自分もそんな思いで車に乗っているから、なおさら自分の仕事と自分の思いとの葛藤と、モヤモヤ感から仕事を辞めました。
向き不向きの問題なのかもしれませんね。
新車が悪いとか最新技術がダメだとかいう話ではないです。
自分には何が出来るんだろうと日々考えながら、このサンドイッチ屋さんをはじめました。
(間の一年はバイクでふらふらいろんなところをまわっていました!めちゃくちゃ楽しかった〜。もし機会があれば記事にするかも)
自分がいいと思うものを、自分が良いと思ったようにする。
失敗して勉強しながら、頑張ってます!
ずっとなにか考えているからか
最近バイクのフルフェイスのヘルメットがキツくなって
頭大きくなったんじゃ!?と思う今日この頃です。
いや、これはガチで。笑
でもストレスも少なくなったのか、体重は少しずつ減り続けていて、今はたぶん高校のときくらいまで減りました!
今までは営業でかかるストレスが、ご飯とお酒に代わっていたのかなと。
そして転職によくついてくる収入問題。
安定した収入を捨てて不安じゃないのって話はたまにきかれます。
この前は知人の子(中学生)に、あのお姉さんはどうやって生活しているんだろう?と不思議がられていたそうな。
お金を取るか、自分の時間を取るか、家族ができればおそらく自分の時間はそんなに取れないでしょう。だから今できるうちに、できることをやってみたい。
まだ20代、まだ独身、今動けないならきっと10年後も動けない。
でも勤めていた3年間、学んだことも失敗もたくさんあるし、いろんな人と出会って、助けてもらって、育ててもらって、きっと当時は不満や文句もたくさんあったけど、今となっては感謝の気持ちでいっぱい。
( 余談ですが、辞めた今でも「あの子は元気かい?」と気にかけてくれるお客さんもいるそうで、どこかでまたお会いできたらいいなあと思うばかりです。)
少しずつ成長できていると信じて!次のステージへ飛び込むしかない!って感じです。
とまあ長くなりましたが、私の転職(?)話でした。
少しでも誰かなにかの手助けになることを願って。
それではみなさま、ご機嫌よう。
エミカ