銀座の老舗「ねぼけ」で
今年初の電車移動、銀座7丁目の土佐料理の名店「ねぼけ」で、豪勢なランチを楽しんだ。
ある大学病院が定期的に発行している冊子の、新しいプロジェクトがスタートする。顔合わせも兼ねて、これからタッグを組む代理店の担当者と編集者、デザイナー、そしてライターの私、4人が集合したのだ。それぞれ馴染みのある人たちではあるけれど、4人が1つの仕事をするのは久しぶりだ。
今回の担当者と編集者はいつも気前がいい。ちょっとやりすぎのような気もするが、都度都度に会食の場を設け、顔を合わすたびにお土産を持参してくる。気配りは有り難いが、恐縮してしまう。
「ねぼけ」の仕切りやお勘定も、全部彼ら持ちだった。
出てくる料理すべての見た目は上品、でもボリューミイ、お品書きには載ってないけれど、必ず添えられるかつおの分厚い刺し身が土佐料理らしくて、大満足だった。
Wifeの常連投稿者のAさんが、長年オーナーママをしているスナックがあるのも、銀座のこの辺り。博品館の裏手にあたる路地は、昭和の雰囲気そのままの老舗店が並んでいる、なかなか魅力的な通りである。夜の街だから、最近はなかなか出掛けるチャンスがないけれど、昼間の「ねぼけ」は古いままの趣あるたたずまいを保っていた。
アルコールは無しだったけれど、「コイツは春から縁起がいいわイ~」