一日中駅伝

8時からは伊勢路を走る全日本大学駅伝、それが終わったら正月の実業団駅伝の東日本予選大会。テレビつけっぱなしで、若いランナーが走る姿を一日中観ている。いや、実際にはあまり観ていないのだが…。
抱えている原稿書きが、思いのほか進まなくて、PCも開きっぱなし。私は、立ったり座ったり、部屋の中をウロウロしながら、時間だけが過ぎていく状態だ。
原稿書きの時はいつもこうだから、昨日のうちにお惣菜もパンも山ほど買った。ご飯も冷凍してある。副菜は、酢の物、つくだに、ぬかみそ漬けと、作り置いたものがいくらでもある。外に出る用事はない。書くしかないのだ。
締切りを気にする売れっ子作家でもあるまいし…。とはいえ、慣れないテーマで、何の仕切りもないだらだらとした会議?のような話し合いを、3回分の連載に構成してまとめるのに、難儀している。記録係と割り切って引き受けたものの、予想以上に大変だ。ドクター取材の方が何倍もやりやすいと、ブツブツ文句を言いながら、何度も何度も文章を重ねていく。
ラジオを聴いているように、状況を絶叫するアナウンサーの声を耳に入れながら、時々、立ち上がって画面を確認する。ただ走っているだけの映像の何が面白いのかと、よく言われるが、駅伝好きの醍醐味は、出雲や伊勢路、箱根を走った大学生が、実業団でも走っているのを見つけたときだ。あ、あの人、あの大学の…と見つけて、親戚の子を応援するような気分にもなる。
あと2日、こんな調子でPCに向かう。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?