映画『ショコラ』をみて
深夜のTVで放映されてた。
閉鎖的なフランスの田舎町が舞台。
チョコを製造販売して、
いろんな国の町を
渡り歩いてきた母娘。
町の人々にチョコを勧め
元気を与え、非難もされるが、
少しずつカカオの成分が
町のひとの凝り固まった
心を溶かしてゆくお話。
主人公の、教会の日曜礼拝は断るけど
ひとを信じてうけいれる愛情がとても魅力的。
あちこち旅するジプシーの血が主人公の母方に
からめているのも開放感があるし
何物にも縛られない明るさがある。
北風が吹くと旅に駆られる、
という描写も、旅好きにはそそられた。
そして、チョコ、
ラッピング、店のDIYでつくった内装
明るくなる色の開放的な服、
物怖じしない姿。
とても素敵な映画だった。
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