「Why_? 下北沢」のメニューのこと
暖かかったり寒かったり貴重な秋の時間が冬へ向かっているのを感じさせるこの頃ですね。
「Why_? 下北沢」の商品開発をサポートしております和田麻紀子と申します。2020年4月、コロナ真っ只中にオープンしたWhy_?のオープン直後にお声がけいただき、フードやドリンクのメニューをスタッフと共により美味しく召し上がって頂けるように試行錯誤しています。
このnoteではWhy_?で取り扱っている食材を使ったレシピや、季節商品の開発についてのお話をつづっていこうと思っています。
初回はお店をはじめた時から季節と共に中身を変えて作っている”人参すぎるラップサンド”のお話を。
フラワートルティーヤはコールドプレスジュースで出た人参パルプを使って1枚1枚お店で焼いています。
今秋は大豆ときのこのチリビーンズ、秋ナスのジンジャーグリル、りんごとさつまいものピクルス、と秋の味覚を詰め込んだサンドにしました。チリビーンズには、カルダモンやクローブ、クミンなどスパイスの香りを忍ばせ、人参、セロリ、トマトのパルプと一緒に煮込んでいます。隠し味にバルサミコとお醤油でコクを加えています。植物性のみで作っているので出汁の出るものやスパイスで旨味を感じられるよう意識して作っています。
スタッフが手作りのソイマヨネーズを塗って、一つ一つ毎日心を込めて巻いています。
Why_?のメニューは基本的に植物性のもので作っています。
すっかりSDGsという言葉が定着してきましたが、すでに地球が変わろうとしています。
動物性のものを取らないということは、大きな目で見れば環境の負荷が少なく、身近な目で見れば体への負担が少ないことが徐々に浸透してきたことはとても嬉しく思います。ジュースを絞った後に残るパルプ(野菜や果実の果皮や繊維)も大事な農家さんかが育てた食材。最後まで活用して無駄にしないようにレシピに活用し、持続可能な未来に繋がるよう願いながら商品開発をしています。
個人的にはお肉もお魚も好きなので、小さなことからできるという意味では、週に1度、動物性のものを取らない日を作って、こんな時代を心身穏やかに乗り切ろうと思います。
11月はヴィーガン月間。秋の夜長、植物性の食卓を囲みながら、動物愛護、地球環境、飢餓、今起こっていることへ少し思いを巡らせながら過ごす時間を持ってみるのはいかがでしょうか。
Why_? 下北沢
所在地:世田谷区代田2-36-12 BONUS TRACK SOHO7
(下北沢駅南西口から徒歩4分)
TEL : 03-6805-5380
営業時間:11:00-19:00 (不定休/短縮営業中)
Instagram: @why_shimokitazawa
和田麻紀子
2010年から5年、中目黒で世界のお母さんの味と古くから伝わる保存食をテーマに「TORi」というカフェとケータリングのお店を共同経営し、出産を機に閉店。
現在は社員食堂でのランチ提供、飲食店や媒体のレシピ開発などをしています。岡本雅恵とフードユニットTORiとしてもワークショップの講師やイベント出店などで活動中。
Instagram:@makicowada_work
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詳しくはオンラインショップをご覧ください
https://onlineshop.why-juice.me/