見出し画像

話題にならないけど音は良い!アメリカを代表するヘッドホンメーカーKOSSの静電型ヘッドホン ESP950 E/90を紹介・レビューします!

今回はKOSSの静電型ヘッドホン ESP950を入手したので紹介・レビューします。

KOSSというと、PORTAPROというヘッドホンが有名です。開放型ヘッドホンですが、電車で使用している方も見かけるくらい人気がある機種ですね。他の機種はあまり思い浮かぶ物がないほど、PORTAPROの人気にインパクトのあるメーカーです。

アメリカのヘッドホンメーカーであるKOSSですが、静電型ヘッドホンも製造しています。それが今回のESP950です。

KOSS ESP950
マニュアル・キャリングケース
付属品
E/90
E/90 背面

入力端子は背面のRCAと、フロントに付いている3.5mmプラグのみです。シンプルで、STAXの古い機種を少し思い出しました。

ESP/950
ESP/950
側面
端子

ヘッドホン本体はプラスチック筐体のため、とても軽量です。デザインが凝っているため、チープさは感じませんが、手に持つと見た目と重量のギャップに驚かされます。

イヤパッドもヘッドパッドもエントリークラス~ミドルクラスに採用されているような少しフカフカのパッドですが、耳や頭へ当たった時の感触は良く、側圧も程よいため圧迫感はないものの頭を動かしても落ちてしまう心配はありません。

ヘッドホンの端子は5pinですが、独自の角形コネクタを採用されています。

実際に音を聴いてみたレビューですが、見た目のプラスチック感や、持った時の軽さからは想像できない重厚感のある音をしています。静電型ですが、それぞれの音に厚みがあり、ダイナミック型ヘッドホンに近い音が聴けます。

各帯域のバランスも良く、少し低音域が多いものの他の帯域の邪魔をすることはなく、ノリよく聴くことができるサウンドに仕上がっています。

近年も、Drop (Massdrop)とのコラボ商品であるESP/95Xが販売されたりと、知っている方は知っているモデルです。

現行のモデルにも引けを取らないサウンドですので、見かけた際にはぜひ試してみてください。


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集