つたえること
いつぶりかに母校にお邪魔した。
自分以外全員知り合いという完全アウェイの中、現状のお話を在校生を前に2コマ分。
…どれだけ伝わったのだろう
…どれだけひびいたのだろう
進学先からのドロップアウト、フリーター生活…etc
進学率の高さを謳う母校の卒業生らしからぬ卒業生が壇上で話し始めて、さぞ戸惑ったことだろう。やっぱり話す立場じゃないな…と少しばかり後悔を感じながら、震える声を片足立ちで必死に抑えて話した1時間。
幸い廊下や教室で聞いてくださっていた先生方には届いたようで、「“本当に良かった!”といいにきてくれた先生がたくさんいたよ」と主催した先生からの一報があり、少なからず伝わった人はいたことに一安心。
感想書くのにペンが止まりながら悩んで書いていたから生徒にはどうだったかわからないけれど、それでも、流れに乗れなかったり乗った先で座礁しても、進んでいける道は他にもあることやそれが人生に於ける大失敗ではないことが伝わっていたらいいな、と。
終了後挨拶させて頂いた旧担任に「教育実習見てあげるからね」とか、学科1恐かった先生に「がんばってきただね〜」と声をかけて頂いたりとか、今でも気にかけてくれる先生たちに恵まれただけ、あの学校に進んでよかったとばかり。
たくさん愛を伝えてもらったからこそ、今度は伝える側になれるように、これからも。