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小さい秋、見つけた

すっかり秋の気配だ。先日まで滝のような汗を流して過ごした日々が嘘のようだ。日中の日差しは優しく、夜の風は心地よい。がなり立てていたセミの声は、コオロギなどの鈴のような声に変わった。ここ数日、夕暮れ時に、奥さんと一緒に少し長めの散歩に出かけ、いろんなところに"小さな秋"を見つけた。秋の味覚。食欲の秋。本格的な秋の訪れに、ますます期待が膨らむ。

インスタグラム(Instagram)を通じ、散歩の道すがらに見つけた小さな秋を紹介する。いずれも収穫の時期を今か今かと待っているようだ:

クリ(栗)

カキ(柿)

どんぐり(マテバシイの実)

クリは奥さん、カキは父の好物。一方、母はカキはカキでも牡蠣が好物。ただ、ある時期以降、食当たりを恐れて口にしなくなっている。

どんぐりは個人的に思い出深い。小学生の頃、どんぐりをエサに学校の実験水槽で飼われていたフナを釣り上げ、大目玉を食らった記憶がある。

秋はもうすぐそこまで来ている。

(トップ写真:夕暮れ散歩。風になびくススキが秋を感じさせる=りす)

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