見出し画像

2分のギャップ

ー完走へのハードル

ハーフマラソンの距離はだいたい22km。これを2時間半以内で走り切るには、遅くても1kmを7分弱で走らなければならない。初心者ランナーにとって、このペースはなかなか高いハードルと言える。実際、22kmを同じペースで走ることを前提に、自分が1km走る時間を測ってみると、9分弱かかった。これでは大会当日、完走できない。残されている準備期間は3カ月。2分のギャップが重くのしかかる。

連載「初心者ランナーの挑戦」シリーズ:「楽しんで練習ー名所など巡って単調さ回避」「トレーニング開始」「ハーフマラソンに戦々恐々

ペース

22kmを同じペースで走ることを想定すると、トレーニングを始めたばかりの現時点では、早歩きでもギリギリ追いつく程度のスピードが限界だろう。そんなわけで、勝手知ったるコース(2.25km)で試しに測ると、ほぼ20分だった。1km当たり9分弱で走った計算だ。

2.25kmという距離ならば、もっと速く走ることは可能だ。ただ、そのスピードを22kmずっと維持するのはきっと無理だろう。22kmを2時間半で走るのに必要な1km当たり7分弱とのギャップは2分。このペースだと、制限時間から44分遅れてゴールにたどり着くことになる。

打開策

2分の差をどう埋めるか。少なくとも1km7分弱のスピードで2.25kmを走ってみるところからスタートする以外に方法が思い浮かばない。呼吸の具合、身体の疲れ具合などを体感してみよう。そして、頭をもたげる甘え癖。明日、雨が降らないかなと独りごちる。

残念ながら明日は晴れらしい。

(写真:『りすの独り言』トップ画像=フリー素材などを基にりす作成)

関連リンク:

よろしければサポートお願いします! いただいたサポートはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!