俳句で"オレアチ漫遊記"(拾参)
"note仲間"やまきちさんが今回、投句のために選んだ写真は、高知県仁淀川町にあるカフェの庭に咲いていたコスモス(秋桜)だ。奥さんが撮影した。この店には、"仁淀ブルー"水晶淵の帰りに立ち寄り、高級緑茶を使った「かぶせ茶プリン」「ほうじ茶プリン」を注文。夫婦で半分ずつ分け合って楽しんだ。ともに程良い甘さと苦さが印象的で、まさに"大人なスイーツ"だ。
布顚(プリン)の句:
題材テーマ:「オレとアチキの西方漫遊記(17)ー『面倒な人たち』」「オレとアチキの西方漫遊記(18)ー『アットホーム考』」
季語は「コスモス」。秋桜と書く通り、秋(立秋から立冬)の季語だ。仁淀川の支流、土居川沿いにあるカフェで、地元のお茶と牛乳を使ったプリンを楽しんだ後、その帰り際に撮った写真という説明を踏まえ、やまきちさんが詠んだ。題材テーマに17話、18話とした理由は、単に水晶淵に行った日時と一致するからに過ぎない。このカフェの話は本編未掲載だ。
りすが書く連載「オレとアチキの西方漫遊記(オレアチ漫遊記)」のワンシーンを切り取り、それを題材に"note仲間"のやまきちさんが俳句を詠む。それが「りす×やまきちコラボ企画」のコンセプトだったはずなのだが、いつの間にやら、それが変わってきているのはひとまず置いておこう。
この俳句について「プリンの句」と名付けたのは、このカフェで食べたプリンのグリーン(緑茶プリン)とオレンジ(ほうじ茶プリン)の色合い・コントラストが、コスモスの風景とよく似ていたからだ:
当初、「花盛りの句」としていたのだが、調べたところ、花盛りは桜が満開な様子と見られがちで、春の印象を与えるので使わないことにした。高知県仁淀川町がお茶どころとして知られることは、このカフェで初めて知った。
お茶の公的な試験機関が高知県内で仁淀川町にしかないらしい。
(写真:りすとやまきちコラボ企画のイメージカット=りす作成、夫婦で分かち合って楽しんだ「かぶせ茶プリン」「ほうじ茶プリン」=りす)