東海地方_愛知_岐阜_三重_に住んだな_001

コメダの"激甘スイーツ"

コメダ珈琲店といえば「シロノワール」だ。きっと同じように思う人は少なくない。ただ個人的な定番メニューはフィッシュフライバーガー。シロノワールについては自分が食べるよりも、むしろ一緒に行った人がシロノワールを食べている様子を見ているのが好きだ。

見るだけで十分

シロノワールはコメダ珈琲店の目玉商品といえる。デニッシュ生地に乗った生クリームの上からシロップをたっぷりかけて食べる。もちろん、シロップの量は好み次第だが、それでも見ているだけで口が甘ったるくなる。

せんべいや柿の種が好きな自分にとって甘さが過ぎる。もはや菓子ではなく、スイーツに似た何かとしか思えない。だから、この"激甘スイーツ"を美味しそうに食べる奥さんや家族、友人らの姿を見るだけで十分だ。

スイーツ好きの奥さん。ところが、そんな奥さんは違う理由で食べるのをためらいがちだ。どうも脳内でカロリー計算をしているらしい。事前に身体を十分に動かした感じたとき以外は避けているようだ。

代わりにフィッシュフライバーガーを半分にし、夫婦で分かち合って食べている。これが最近の"わが夫婦"の流儀。奇をてらわない味だし、なかなかボリュームもあり、それだけで満腹になるところも良い。

ただ食後、奥さんがメニューを見返し、シロノワールを食べたそうにすることもある。遠慮せずに追加注文するよう促すが、「惑わさないで」と言うだけ。ならば、なぜに名残惜しそうにメニューを見る?

"精神修養"

コメダ珈琲店を展開するコメダホールディングス(HD)によると、7日に青森県の店舗をオープンし、店舗網が47都道府県をくまなくカバーするとのこと。 4月末時点で店舗数は国内外で835店、2020年度末までに1000店舗まで増やす計画らしい。

今よりも身近な場所に新店舗ができた場合、 「食べたいけど、カロリーを考えると、手が出ない」という奥さんにとっては厳しい"精神修養"になるだろう。店までの道のりをダッシュしてエネルギーを消費しておこうとする奥さんの姿が見られるかもしれない。

想像すると、その様子は実に健気だが、どこか笑える。

(写真〈上から順に〉:コメダ珈琲店の人気メニュー「シロノワール」=東海地方(愛知・岐阜・三重)に住んだなら、夫婦で半分ずつ食べるフィッシュフライバーガー=ヌートン、7日に青森県でオープンしたコメダの新店舗=ニフティニュース)

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りす=ハードボイルド
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