空白の夏
ーサラリーマン哀歌
「わっしょい、わっしょい」ー。休日の午後、フラッと最寄りのマクドナルドに訪れる途中、祭り囃子に続いて神輿を担いだ活気あふれる集団に出会う。老若男女、捻りはちまきに町内会らしき名前が入った揃いの法被。そして、みんな笑顔。通りに広がって通行の邪魔になっているものの、楽しそうな姿を見ると、ま、いっかと気安く流せるのは不思議だ。そうか、秋祭りの時期かと、あらためて秋の到来を意識する。その一方で、過ぎゆく夏の思い出を振り返ろうとして、やにわにショックを受けた。
げ、仕事ばっかで夏の思い出あんまない。サラリーマン哀歌。
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