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似て非なる草花

「りすの独り言」

🐿道端や空き地、公園などでよく見かけるヒメジョオン(姫女菀)。実は、これによく似たハルジオン(春紫菀)という植物があるそうだ。見かけは瓜二つだが、別の草花らしい。ところで、松任谷由美が1978年にリリースした楽曲に『ハルジョオン・ヒメジョオン』がある。この二つの植物の名前をタイトルに採用したようだ。ただ、ハルジョオンはハルジオンの誤用なんだとか。ちょっと恥ずかしい。

ヒメジョオンとハルジオン

ヒメジョオン、ハルジオンともにキク科ムカシヨモギ属に分類される外来種。生命力・繁殖力が強く、要注意外来生物に指定されているという。そして、奥さんはいずれの花についても「雑草」にカテゴライズしている。

ヒメジョオンは“小さい女帝”という意味があるらしい。一方、ハルジオンは、一部の地域で”貧乏草”と呼ばれることもあるそうだ。折ったり摘んだりすると貧乏になると言われているという。この差が不憫でならない。

見分け方については、花びらの幅の違いに注目する方法が最も分かりやすいとされている。ヒメジョオンに比べてハルジオンは花びらの幅が細く、ヒメジョオンの約1.5mmに対し、1.0mm以下しかないようだ。

先に「りすの独り言」に載せた写真はどちらの花だろう。不明だ。

(写真:松任谷由実が歌うシングル曲『ハルジョオン・ヒメジョオン』のジャケット=iHeartRadioの画像を基にりす作成)

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りす=ハードボイルド
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