この機を逃さない
ークリスマスリースで浮かれ気分
わが家もクリスマスづいてきた。奥さんが先日、リサイクルセンターに行き、リサイクル素材を使ったクリスマスリースを作ってきた。自信作だったらしく、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)に写真をアップしたほか、家の目立つところに飾る姿がいかにも嬉しそう。確かに、どこかで買ってくるリースに比べて趣があり、環境にやさしいところも気分を上げてくれる。ついでに正月の注連飾りも作ってもらいたい。
至れり尽くせり
奥さんによると、区立のリサイクルセンターが開いた講座で作り方を教わり、それに沿って作ったそうだ。参加費200円。コロナ禍もあり、受講者に比べて指導者が多かったらしい。わずかな費用でマンツーマンレッスンの状態。実に贅沢な話だ。
モノづくりが好きな奥さん。気が向いたとき、今回のように自治体が運営する施設の講座をたびたび申し込んでいる。リースについては、以前も申し込んでいて、自作リースを持って帰ってきた記憶がある。リースづくりは今回が2回目。そのときはリース下部に小鳥の人形を付けていた。
今回は小鳥の人形は付いておらず、シンプルなクリスマスリースだ。ただ、どういうわけか、前回に比べてゴージャスに見える。大きなリボンを付けているせいか、あるいは一回りサイズが大きいからか。手作り感満載なところが温かいクリスマスを思い起こさせてくれ、ほっこりする。
奥さん曰く、材料すべてを主催者が準備してくれるし、作り方も教えてくれるし、至れり尽くせりとのこと。材料はまず、葡萄の蔓。これは主催者が捨ててしまう蔓を取ってきて、素人でも扱いやすいようお湯に一晩漬け込み柔らかくしてくれているそうだ。
それに、飾りのヒマラヤ杉の松ぼっくり「シダーローズ」、ローズマリー、月桂樹、柊、ピラカンサなど。作業は、これらをワイヤーで留めていくだけだ。奥さんは「自分で考えたデザインを形にするところが楽しい」という。なるほど、それは確かに楽しそうだ。
注連飾り
SNSに写真を掲載した奥さん。「上手にできてるね!お手製素敵」「素敵ですね。もうそんな季節ですね」と寄せられたコメントに、ご機嫌だ。リボンの結び方を忘れないうちに、もう一つ作りたくなってきたという。この機に乗じ、奥さんに正月用の注連飾りをオーダーしておこう。
調子込んでいる時期を逃す手はない。
(写真〈上から順に〉:『りすの独り言』トップ画像=奥さん撮影の画像を基にりす作成、自信作のクリスマスリース=奥さん、葡萄の蔓とヒマラヤ杉の松ぼっくり「シダーローズ」=同)
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