電車移動でリラックス

ー義父の別宅

ご無沙汰していた静岡県伊東市にある義父の別宅の様子を見るため、奥さんと一緒に訪れた。普段、行き帰りの交通手段にクルマを使うが、今回は電車を選んだ。長時間の運転する負担がなく、久しぶりにリラックスできている。すこぶる気分が良い。こうした空気は伝わるのか、奥さんもいつになく機嫌が良いようだ。当面、ここに来るときには電車を使うことにしたい。

正解

電車で義父の別宅に訪れるのは4、5年ぶりだ。東京都内にある自宅から義父の別宅に電車で向かうと、クルマに比べて時間、コストともに余計にかかる。ただ、そうであっても、今回電車を選んで正解だったと言える。

心地よい揺れに身を任せながら、のんびり車窓に映る景色を眺めたり乗り込んでくる人を観察したり。乗り換えの合間に、駅弁を買ったり喫茶店に入ったりなど。その行動一つひとつにゆとりがあり、とても楽しい。

決してクルマの運転が嫌いなわけではない。ただ運転しているときは、どうしても行動に制約を受ける。スマートフォンをいじったり写真を撮ったりなどできない。それがフラストレーションになっていた。

悪い奴

リラックスしている雰囲気を察したのか、奥さんも機嫌が良い。ニヤつきながらこんな軽口を叩いてきた：「今回、電車を選んだ理由は「『Pokémon GO（ポケモンGO）』」をやりたかったからなのね」

どうしてもこちらを"ゲーム依存症"に仕立て上げたいらしい。悪い奴だ。

（トップ写真：久しぶりに利用する伊豆急行線＝りす撮影）