白馬は「はくば」「しろうま」どちらが正解なの?白馬の由来とは?
あなたは「白馬」を、どう読みますか?
白馬にスキーに来た方とか、避暑地として来られた方は「はくば」と読むのが普通だとおもうのですが、実は、登山家の間では「しろうま」が一般的なのです。
白馬村は「はくばむら」ですが、「白馬岳」は「しろうまだけ」と読むのです。
結論を言うと、どちらも正解です。
もともと、「白馬岳」は、雪が消えた山肌に、黒い馬の姿が現れた事から付けられた山の名前なのです。
ちょうど、以下の写真の赤丸の部分です。
拡大すると、こんな感じに見えます。
尾っぽを上に突き出している馬の姿に見えると思います。
(上記画像は、以下の白馬ハイランドホテル様からお借りしたものです。
ありがとうございます。)
ちょうどその馬が山に表れた頃に、稲の種を植える為に田んぼに水をいれて耕すのが良いといわれていて、それを代掻き(しろかき)と呼んでいて、それを昔は馬を使ってやっていたのでそれをやる馬の事を「代掻き馬」(しろかきうま)といっていて、その馬がが現れる山→「代馬岳」(しろうまだけ)となりました。
その後、山の名を地図に漢字表記する際、「代馬岳」ではなく、「白馬岳」(しろうまだけ)と書いた事から、「白馬」(しろうま)という名前の付く名前の山になりました。その時の逸話としては、電話で「しろうまだけ」と伝えたから、それを聞いた方が「白馬岳」と記したと学校の先生から聞いた事があります。
その後、「白馬」を(はくば)と呼ぶ事が多くなっていくのですが、決定的だったのは、当時白馬村は、「北城村」(ほくじょう村)と「神城村」(かみしろむら)に分かれていたのですが、それが一つの村となる時、「白馬村」(はくばむら)という名前を付けた事から、白馬を「はくば」と読むのが一般的になります。
その後、白馬村役場の近くにあった駅名が「信濃四ツ谷駅」(しなのよつやえき)から「白馬駅」(はくばえき)と改名され、その後起きた、空前のスキーブームにより、スキーのメッカ、白馬は(はくば)として広く知られる様になっていったのです。
実は、私も白馬は(白馬)と呼ぶのが気に入っているので、「白馬岳」も(はくばだけ)でいいじゃないかとおもうのですが、やはり、「白馬岳」は(しろうまだけ)が歴史もあっていいのかなとおもう今日この頃です。
今日は、「白馬」の読み方について紹介してみました。
皆さんの地名にも、いろいろな由来があると思います。
深く調べてみるのも面白いですよね。\(^o^)/
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今日も、最後まで読んで頂き、ありがとうございました。\(^o^)/
私はうつ病を経験した事で、自分の人生が大きく変化しました。
私の体験が誰かの参考になればいいなと思い、このnoteを書き始めました。
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