双極性障害Webライターの成果報告【6ヶ月目】
7月にライター業を始めてから、6ヶ月が経ちました。3ヶ月目報告に続き、今回も「どのような体調変化が起こったのか」「何の仕事をしたのか」記録しておこうと思います。
同じ双極性障害を持つ方や、Webライターの仕事に興味がある方の参考になれば、大変嬉しく思います。
3ヶ月目報告以降の出来事
仕事内容や体調の変化、自分が行ったことなどを記録します。
仕事
①クラウドワークスでの記事執筆(2本)
ライターを始めた7月から9月までの間、クラウドワークスで受注した恋愛ブログを執筆していましたが、10月に入ると急に連絡が途絶え、取引先ゼロになってしまいました。ただ、3ヶ月間ずっと走り続けてきたので、一旦休憩しようと思い、10月の受注は2件だけにとどまったという訳です。
この頃になると、案件の探し方や応募文の作成にも慣れ、やってみたい仕事はだいたい受かるようになっていました。プロフィールや応募文の書き方は、別の記事にまとめているので、もしよろしければご覧いただけると幸いです。
②スカウト先での記事執筆(7本)
ポートフォリオとして活用すべく、ライターデビューする前に、もうひとつnoteアカウントを作ってちょこちょこ更新していました。すると、驚くことにスカウトがやってきたんです!
仕事内容は、旅行メディアで観光地紹介の記事を執筆するというもの。「絶対に打ち切られてなるものか」と気合いを入れまくったおかげか、「とても良い印象です」と言っていただけました。
これは確実に、通信講座での学びと、恋愛ブログで鍛えられた根性のおかげだなぁと思っています。どんな仕事でも、無駄なことはないと改めて教えられた経験でした。執筆ペースは具体的に下記のようなスケジュールです。
健常者の方からすると「なんて少ない!」「サボっているだけでは?」と思われても仕方ない本数ですね。1日に稼働できる時間が少ない分、執筆スピードを上げるのが今の課題です。同時に体力作りもしていきたいところ。
体調
最初の3ヶ月間でライターとしての生活に慣れたこともあり、大きな体調の波はありませんでした。が、そうは言っても変動はあります。実際の体調変化と反省点は下記の通りです。
やはり、初めてのことをすると、ある程度のストレスがかかるものですね。6ヶ月仕事をして感じたことは、「新しい仕事をするのは3ヶ月経ってからがちょうど良い」ということ。
私は慣れるのに時間がかかるタイプなので、新しい仕事に挑戦するときはこの「3ヶ月経っているか」を目安に動こうと思います。躁鬱の波を把握するは、やっぱり難しい…。
収益
前回の恋愛ブログのお仕事は、約3,000字で900円ちょい、文字単価にすると0.3円。やっす!
しかし、今回新しく始まった旅行サイトのお仕事は4,000字で8,000円、文字単価2円。に、にえん!!!単純に嬉しかったです。
という訳で、10~12月の収益は8万円くらいでした。平均すると、1ヶ月約26,000円。「やっっっっす…」と思われるかもしれません。いや、思いますよね。1ヶ月8万の間違いちゃう?と。
でも待ってください!前回報告したときは1ヶ月平均5,000円だったんです!そう考えると、3ヶ月で5倍になってるんです!次の3ヶ月でさらに5倍、とは簡単にいかないことは重々承知ですが、それでもこの限られた体力をどう効率よく使うべきか、作戦を練ろうと思います。
やっていて良かったこと3選
前回の反省から新たに始めたことや、継続していて良かったことなど、自分的にアリだと思ったことを3つ紹介します。
①取材記事を執筆していた
スカウトしてくれた担当の方に、私のnoteの何が良かったのか聞いてみました。すると、返ってきたのが「取材をしていて、うちでも柔軟に動いてくれそうだと思ったから」との言葉。
そういえば、noteにカフェや旅行先のまとめ記事を書いていたな。我儘な女なので「それだけ…?もっと何か言ってよぉ!」とも思いましたが、旅行サイトなのだから、旅行が好きでそれを記事にしている人を選びますよね。そらそうです。
この言葉を聞いたとき、通信講座の先生からもらった言葉も思い出しました。それは「どれだけライティング力があっても、メディアのテイストに合っていなければ採用しない。逆を言えば、スキルが劣っていても実績とメディアの雰囲気が合っていれば採用する」ということ。だから、仕事したいメディアがあったら研究して、ブログとかで実績作れば良いよとも仰っていました。
今後、仕事の幅を増やそうと思ったとき、この言葉を思い出して専門分野を作っていこうと思います。
②なんでも自分で調べる癖があった
大学の卒論制作時代から続いているのですが、私は「エビデンスがないと動けない」やっかいな女。「これにメリットはあるのか?」「本当に立証されているのか?」など、行動する前に調べるタイプで、この性格のせいで知らぬ間にチャンスを逃していることも少なくないと思います。しかし、この性格のおかげで、ライター業は上手くやっているような気もしています。
例えば、スカウト先から業務委託契約書が届いたとき。初めて見るのでどこを重点的にチェックすべきか分からず、図書館で本を何冊も借りて読み、不明点を洗い出してから『フリーランス・トラブル110番』で相談しました。これは無料で弁護士に相談できるサービスのことで、契約関連のことも相談対象だったので聞きたいことを片っ端からつぶしていきました。このおかげで「ここは交渉して良いと思うよ」という場所を発見、書き換えてもらって無事契約締結となりました。
情報の正確さは、記事を執筆する上での最重要事項だと思っています。担当者に聞きたいことがあるときも、まず自分で調べてからクローズド質問で。当たり前なことですが、この当たり前ができない人って多いと思います。この部分は気を抜かず、今後も徹底していこうと思います。
③スケジュール管理を再開した
私は前回の報告で、忙しさのあまりルーティンである日記が書けなくなった、と言っていました。ただこの日記、リワーク通所時から書き続けている「体調記録」の側面が大きく、仕事のスケジュール管理には向いていませんでした。
そこで、前職時代に使っていた自作スケジュールシートを引っ張り出して印刷し、もう一度使い始めることに。このシートのメリットは、仕事前に立てた予定と、実際の行動がどれくらい乖離しているか可視化できること。「この作業は1時間で出来ると思ったけど、実際は2時間かかった」「この作業の後は休憩が必要みたいだな」など、可視化したデータから改善点を洗い出せるのもメリットのひとつです。
社用PCで作ったExcelシートなので写真しかないのが心苦しいところですが、もしよろしければこんな感じで自分に合ったスケジュールシートを作ってみてくださいね。
今後の目標
7~9月はアウトプットの3ヶ月。10~12月はインプットの月にしよう…と思っていましたが、結局「さらにアウトプット」の月になってしまいました。
来年の1~3月は、今までもらった修正箇所をちゃんとまとめたいし、初心に戻って(まだ初心ですが)ライティングの基礎も見直したい。という訳で、次の3ヶ月は
この辺りを重点的に攻めようと思っています。目標はたくさん立てずに2~3個にしぼった方が良いと、ここ数年の自分を見て確信しているので、今回もこの辺でとどめておこうと思います。
何はともあれ、大事なのは体調。肌荒れしとる場合ちゃうで。新年は躁になりやすいと聞きます。皆さまも、体調などお気を付けください。
この記事が参考になれば、大変嬉しく思います。
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