勝間和代のビジネス頭を作る7つのフレームワーク力 ビジネス思考法の基本と実践
限定的な情報を効率よく集めて、うまく組み合わせ、一定の時間までに次の行動に繋がる解を導いていく。
間違った仮説、結論であってもないよりはずっとまし。それをもとに次の地点に動けるから。
行動を起こす人材になれば市場での希少価値が出て給料が上がり、企業内での出世や転職はしやすくなる。ビジネス思考力を身に着けて得られるもの
・世の中の変化の方向が高い確率で分かるようになる。
・事前準備に時間が使え、リスクをより管理できるようになる
・状況判断が正確になり、新しい行動がとりやすくなる
・自由な時間、自由な良い収入を生む仕事につける
・日常の無駄がなくなり、長時間労働を防げる
ある組織において仕事ができると思われることはありとあらゆることに対する免罪符となり、いろいろな意味で自由度が増す。
20-80の法則
→仕事の本当に大事な事、儲かる事は20%しかない
保険の為の仕事で心身ともに消耗する事は、中長期に見ればよくない。
知識の部分にだけ注目しさまざまなビジネス書をホッピングし、やり方があわない、知っている事しか書いていないと批判するのは効率が悪い。すべての基礎となるしっかりとした知識を広範に身に着け、理解して一つ一つ自分で考えてフレームワークに落として自分の行動につなげていく。
フレームワークとは現実を観察する方法を構成する仮定、概念、価値、観衆の集まりであり、
何かの概念や考え方を自分なりに束ねて整理して考えやすくするもの。
水平思考の6つの帽子
→6つの立場から問題を見る
「真実は細部に宿る」
細かくわかりやすくして初めて次のステップにつながる
原因と結果を考えるときに「なぜ5回」
「成功は復習する」
視覚化の重要性
→画像から認識する情報量は文字や数字の何百倍
人にものを説明するときに大事なのは相手の無意識、または経験値の中に蓄えてきているモノにいかにきっかけを与えて働きかけ、呼び覚ませるか。
数字の重要性は感性と理性をつなぐこと
加えて客観性であり、信頼性であり、相手の完成に訴える信用。
近代と現代を分けるのは統計の有無
読書は言葉の貴重な仕入れ先
自分の行動半径の中ではどうしても似た言葉しか手に入らない。
身体が快感である、気持ちがいい暮らしていて幸せという状況が頭の回転をよくする。
失敗、批判を吸収して無理にかっこつけない。
偶然力を身に着けるには
→より良い何かを常に自分の中に蓄えておく事
色々な新しいことを試す。慣れて飽きると観察力が鈍り、チャレンジする力がなくなってくる