具体的がいいのか?抽象的がいいのか?
こんにちは。フィットネスクラブ社員&フィットネスインストラクターの櫻井謙生です。
インストラクター養成に関わる機会が多いですが、人にものごとを伝えるっ場合、具体的に伝えるのか?抽象的に伝えるのか?判断に迷うことがあります。
具体的は善、抽象的は悪のように理解している人もいるかもしれませんが、ぼくは2つの使い分けが大事かなと考えます。
具体的な説明=選択肢が狭くなる
抽象的な説明=選択肢が広くなる
具体的な説明は「答えはこれ!」というように選択肢の幅が狭くなります。反対に抽象的な説明は大きな枠組みから選択肢を選ぶことができます。
インストラクターの仕事において、専門的な知識は『具体的』に、お客様とどう向き合うかのようなマインド面においては『抽象的』に説明(指導)していくことでいいのではないかと思います。
専門的な知識とは解剖学や安全面に関する指導法で答えが決まっているのもので、マインド面とは「参加者にどうなってほしいか」「自分ではどんなことを提供したいのか」を考えることだと思います。
相手の考える機会を奪いすぎないよう、指導項目と相手に合わせた指導を心掛けていきます。
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