球速を出したいなら腕の振りではなく、仕組みを知ろう!という話
こんにちは。
フィットネススタジオくまさん代表の櫻井謙生です。
野球が好きなので、野球関係の動画をYouTubeで見ることが多いんですが、直近で見た動画での言葉がグッときたので、今回はその言葉について綴りたいと思います。
その動画ってのが、プロ野球OBが独立リーグのチームの練習に足を運んで、指導するというものでした。
その中でプロ野球選手を目指しているピッチャーにスポットが当たるんですが、プロ野球を目指しているだけあって、球速も150Km超えるし、体もゴツくて、OBの方いわくめちゃくちゃレベルの高さを感じたそうです。
ただそのピッチャーはスタミナに課題を抱えていて、30球投げると一気に球速が落ち、コントロールもバラつく・・・そこでOBの方がかけた言葉が「出力はあるんだから、それを出そうとしない。出せる仕組みをつくろう。」でした。
「球速を出そうとして腕の力だけで投げているから、もっともっと下半身と上半身が連動してくると、楽に投げているのに球速が出るという感覚が掴めるようになる」と続けます。
つまり、上半身と下半身の連動が、出せる仕組みをつくるということですね。
この考え方は野球だけではなく、他スポーツやビジネス、ぼくたちインストラクターにとっても、大事な考え方だなと思います。
学ぶべきは『仕組み』なんだと。
SNSなどで情報が溢れている昨今、成功している事例やカッコよく見えるダンスの振付など、表面的に良いなと思えるものに目がいきがちですが、本当に大事なのは見えていない裏側の部分なのかなと。
成功した事例にではなく仕組みに目を向ける。
カッコいい振付ではなく振付の考え方に目を向ける。
そんな視点が大切だなと思っています。
『腕の力だけに頼る=表面的・部分的なものに頼る』ことはスタミナが続かないんですよね。賞味期限が短い。
『上半身と下半身の連動=仕組みをつくる』のように、仕組みを学び、知れば、持久力はあるし、応用もしやすい。
なので・・・インストラクターでいうと、エアロビクスのコリオを知るより、コリオの考え方を学んだ方がいい。ZUMBAの振付を教えてもらうより、振付の考え方を学んだ方がいい。という考え方が重要だと思うんです。
でも裏側ってSNSでは流れてこない情報なので、自分から情報を取りに行くしか方法はありません。
ってことで・・・開催しているのが『一流に学ぶ』という質問会です。本日8/11にVol.17が開催されます。
表面的なことではなく、裏側や仕組みが知れる、貴重な質問会なので、興味がある方はご連絡お待ちしております。
最後は宣伝かよ!!!って感じですが、今回はここまで。
ありがとうございました。