EL&Pの名作を超技巧派キーボードプレイヤージョーダンルーデスがカヴァー。
悪の教典を読み終えて、作中に出てきたバンドの名前。
エマーソンアンドレイクエンドパーマー。通称EL&P
の名作であるBrain Salad Surgeryに収録されているKarn Evil 9通称悪の教典の名前が出てきたときに
「ああなるほど!この作品から取ったのね」
と嬉しくなった。
なんとなくそうなのかな?と思っていたので…。
僕はこの作品を沢山聴いて来て、クリムゾン脱退後の活動という事もあり熱心に聴いていました。
ただクリムゾンからEL&Pに移行するというのは、中々に最初は耳が慣れずに苦戦を強いられました。
何よりもギターレスバンドに、リードギターならぬリードキーボードという変態的な編成というのは当時の僕には衝撃的過ぎて、カッコイイというよりは少しダサい…。という立ち位置でしたw
頑張って聴いてはいるものの中々入り込めずにいて
「EL&P難しいーー」
って正直ヒーヒー言ってましたが
それと同時期に購入したTarkusの存在を思い出して、一旦休憩がてらこちらを視聴したところ。
「わぉカッコイイ!!」
と感激したのを鮮明に覚えています。
僕はゲーム世代ど真ん中で、幼稚園に入りたての頃ぐらいにファミコンが世に出てきて。スーパーファミコンをプレイする頃には熱心にRPGを追いかけておりました。
その中で超絶衝撃を受けた作品がクロノトリガーとファイナルファンタジー6だったのです。
ゲームの世界観は勿論、幻想的な音楽にただただ感動を覚えて好きなステージでは先には進まず只管サントラに耳を傾けていました。それくらいゲームミュージックというのは僕の心をいとも簡単に鷲掴みしたのですが。
僕の成長とともに進化したゲーム、そしてRPGに導入されるゲーム音楽もまた飛躍的に進化をしていきます!
ファイナルファンタジーシリーズと言えば植松伸夫さん。
彼の奏でる独特な世界観は中学生位の頃の僕にはもはや未知の領域でした!
今まで聞いたことがない音楽。
だけど何処か懐かしい様な不思議な感覚。
そして歳を重ねるごとにプログレに魅了される頃には、自然とゲームミュージックの良さに更に気づき初めていたので、EL&PのTarkusはすんなりと僕の耳に入り込んだのです!
まるでファイナルファンタジーの戦闘曲の様な壮大さ。
僕は一聴してTarkusのカッコ良さに魅了されてしまいました。
ある時ふと何気なくYoutubeを開いて作業用BGMを探していたところ、こちらの作品に出会う事になります。
今や知る人ぞ知る超有名キーボードプレイヤー
ジョーダンルーデスのRoad Home。
Dream TheaterやLTEの活動で知られる超技巧派プレイヤーのジョーダンのルーツを知れる本作。
ジェネシスやイエス、EL&Pのカヴァー曲を収録した本作は当にプログレファンには堪らないアルバムとなっています。
ただ単に原曲を追ってカヴァーするのではなく
しっかりとジョーダン節が散りばめられています。
その中でも軍を抜いてカッコイイTarkusのカヴァーは
もはやオリジナルを超えてしまうほどの出来栄え。
オリジナルバージョンよりも倍速で演奏しており非常に疾走感がありますし、ギターソロ?(もしくはキーボードでプレイしている)や中盤に聴けるキーボードのアドリブソロ等これでもかとカッコイイアレンジを取り入れています!
まるで水を得た魚のように弾きまくるカヴァーアルバムは
非の打ち所がない程の完成度の高さでした!
ただ逆にこちらを聴いてからオリジナルを聴くと少し遅く感じてしまうのが少し残念です。
ただやはりオリジナルを超えるということは絶対にないのですがね。
Dream Theaterでの活動ではケヴィン・ムーアの方が断然好みであるのですが、LTEやこういったカヴァーアルバムを聴けば間違いなくジョーダンの方が技巧派としては圧倒的に分がありますね!
しばらくヘビロテしてこちらのカヴァーを聴き漁っていました!お陰で作業は全く捗りませんでしたねw
作業にはもう少しアンビエントでなくては、どうしても音を追いかけてしまいますww
そうそう話は変わりますがDream Theaterにマイキーが復帰しました!
僕の空白の時間をやっとく埋めてくれそうです!大好きなマイキーが帰って来るので、またDream Theaterを聞き始めたいと思います!早くアルバムを出してー!
これからの活動が非常に楽しみです🤟🤟
それではまた👴👴👴👴👴👴👴
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