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多様性とは


今日はいつもと違う感じの文章を書きたいと思って、「〜とは」のテーマに入稿したい。

多様性とは全ての人に対して敬意を持つことだと思う。

世の中には肌の色、人種、性別、ジェンダー、国籍、自分と違う人がたくさんいる。

違うということに対して、排除をするのではではなく、敬意を持ち、それぞれの持っている力を発揮し、地球の発展に寄与していくこと。

これが多様性だと思う。

私はニュージーランドで生まれ育ち、12歳の時に日本に来た。両親は共に日本人で、血は日本人である。ニュージーランドは「移民の国」と言われていて多種多様な人が世界中から集まっている国である。

当然もともとの国があるわけだが、宗教、肌の色、言語が違う中、様々な人のパワーで国が作られている。
こういった環境で育ったせいか、日本の多様性のなさが目につき、落胆する。

私の名前はカタカナ表記で誰がどう読んでも一見外国人のように捉えられる。
旦那に連れられある田舎町へ行き、紹介していただいた時にこんなことがあった。

初めて会って自己紹介をした時、私の名前を聞いて驚いていた。そして、少し躊躇してしているようにも見えた。
「どこの人なの?」と聞かれ、血は日本人と伝えると、『よかったあ』と思わず言っていた。
この「よかったあ〜」の一言で胸が苦しくなった。

外国人の血が入っていたらダメだったの?
人間性とか関係なしに私が日本人だからよかった?
名前で判断するの?
本当の私をみてくれないんだ?

などいろいろなことが頭を錯綜した。

こう言ったことが未だにあることに驚く。

障害を持った人、肌の色が違う人、お金持ちの人、そうでない人、人種が違う人、世の中にはたくさんの人がいる。

どちらが幸せか?
この質問に対する結論は誰も出していない。

どの人生でも、自分は何をするために生まれてきたのか?この答えを持っている人が幸せだと感じている。

どちらが幸せか?と優劣をつけるのではなく、お互いに交流し、尊重しながら築いていく役割を担っている。

だから多様性は必要なんだという結論を持っている。

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