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日常に必要なお金の知識⑨老後に必要なお金を簡単に計算する方法
老後資金プランニングとは
老後資金プランニングとは、退職後や老後の生活設計のことで、「リタイアメントプランニング」という専門用語で呼ばれています。
老後生活の主な資金は、退職金・年金・預貯金です。
<貯金と預金の違い>
貯金:ゆうちょ銀行・農業協同組合・漁業協同組合に預けたお金のこと
預金:それ以外の銀行・信用金庫・信用組合などの金融機関に預けたお金のこと
リタイアメントプランニングでは、これらの収入と生活費などの支出を計算し、不足するならどう賄っていくのかを考えていきます。
例えば、
「65歳で退職しても、70歳まではアルバイトをする」「定期預金や国債など安全性の高い商品に投資する」などです。
老後生活費の大まかな計算
老後にいくら必要かなんて、イメージが沸かないという方も少なくないと思います。
一般的に、老後に必要な生活費は退職前の生活費を基準に⇩のように計算します。
夫婦の場合:退職前の生活費x0.7x余命までの年数
単身の場合:退職前の生活費x0.5x余命までの年数
生命保険文化センターの調査では、老後最低生活費は夫婦で月額平均232,000円、ゆとりある生活では月額平均379,000円となっています。(2022年度生活保障に関する調査より)
逆算すると退職前の生活は、最低 331,428円・ゆとりある生活 541,428円となりますが、現実的でないような気がするのは私だけではないはずです。
このデータは平均値で、実際は⇩のようなことから、あくまでも自身の現状に照らし合わせた設計をすることが大切になります。
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毎週土曜日は「日常生活で必要なお金」について、FP3級の知識を共有するシリーズになります。
たかが3級と思われるかもしれませんが、知っていると知らないでは大きな違いがあるもんです。
これからの人生で「お金の知識」は必ず役立つものです。
ぜひ一緒に金融リテラシーを高めて、人生をより良いものに変えていきましょう。
それではまた