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日常に必要なお金の知識㉕契約者が「保護される保険・保護されない保険」
保険は「万が一に備えるためのもの」ですが、加入している保険会社が倒産してしまうと、その契約はどうなるか知っていますか?
今回は、契約者が保護される保険と、されない保険についてです。
保護される保険
国内の生命保険会社・損害保険会社は、それぞれ「保険契約者保護機構」への加入が義務付けられています。
保険契約者保護機構は、日本国内で活動する保険会社の倒産や経営破綻時に、保険契約者を保護するための仕組みです。
ちなみに、銀行窓口で加入した保険も、その補償対象となります。
保護されない保険
保護されない保険は、少額短期保険業者や共済の保険が該当します。
<少額短期保険業者>
保険金額が少額で、保険期間が1年以内の商品のみ取り扱うことができる保険業者。(損害保険は2年)
保険契約者保護機構に加入している外資系保険会社
「保険契約者保護機構」への強制加入は外資系保険会社も例外ではなく、日本国内で活動する保険会社であれば加入しています。
一方、外国保険事業者(日本に支店を持たず、直接外国から保険を提供している会社)は加入していない場合もあります。
<保険契約者保護機構に加入している外資系保険会社>
・アフラック(Aflac) - 生命保険
・メットライフ生命(MetLife) - 生命保険
・プルデンシャル生命(Prudential) - 生命保険
・チューリッヒ保険(Zurich) - 損害保険
・アクサ生命保険(AXA) - 生命保険
・ジブラルタ生命(Gibraltar Life) - 生命保険
うちの場合は、学資保険、地震火災保険、生命保険は保護対象。損害賠償保険、がん保険などの医療保険は共済なので、非保護になります。
保険は万が一に備えるものなので、分かっていれば安心できますが、知らないとイザという時に不安の種となってしまいます。
保険会社の破綻は頻繁にあるものではありませんが、ぜひご自身の契約先を確認してみてください。
毎週土曜日は「日常生活で必要なお金」について、FP3級の知識を共有するシリーズになります。
たかが3級と思われるかもしれませんが、知っていると知らないでは大きな違いがあるもんです。
これからの人生で「お金の知識」は必ず役立つものです。
ぜひ一緒に金融リテラシーを高めて、人生をより良いものに変えていきましょう。
それではまた