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セルフで腹部マッサージは危険!!

毎週金曜日は、「セルフケアや、症例とその改善のヒント」をシェアしています。

今回は「 セルフで腹部マッサージは危険!!」です。

中途半端な情報の結果…

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先日、ぎっくり腰の患者さんが来店されました。

「心当たりや、発症の直前に行ったこと」について訪ねたところ、

「腰が痛いと友人に相談したら、お腹を触るといいよ」
と言われ実践したら楽になったんです。
その日は良かったんですが、次の日動けなくなってしまって困っています。

とのことでした。

どんな友人で、その方が何を根拠にそのようなことを伝えたのかは分かりませんが、この患者さんのギックリ腰の原因は、セルフで腹部マッサージを行ったことでした。

つまり、良かれと思って行った行動により、悪化してしまったんです。

なぜ一時的に楽になったものが原因なのか?

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疲労がもとで出た症状は、休ませることで楽になります。

しかし、コレと疲労の原因がなくなることは、まったく別の話です。

(例)
連日、期日がせまった仕事に追われている時、同僚が来て
「少し休んでいいよ」
と言ってくれ、休むと体は楽になります。
しかし、その同僚が代わりに作業を進めていなければ、戻ったときの負担は逆に大きくなります。
体が楽になる条件は、休ませることに加え、休んでいる間に疲労の原因を取り除くことです。

原因が取り除けないなら、下手に休ませないほうがいい場合もあります。

今回はまさに、そのケースにあたります。

確かにお腹を触ると、腰痛が軽減することはありますが、同時にやらなければいけないことがあることも覚えておきましょう。

腰痛時におすすめのセルフケア

お腹を触ったときに同時にするべきことは、状態により異なり、下手にして悪化しても困るので、ここでは言及できませんが、

「腰痛時にやって軽減することはあっても、悪化することがない」セルフケアがあるので、今回はコレを説明した動画を紹介します⇩。

⇧年始とありますが、オールシーズン使える知識なのでぜひ活用してください。

最後に

結局、今回の方は、来店時に着用してきた腰椎ベルトを忘れて帰るほどまで回復しました。

と言っても、1回目で改善できたのは、ギックリ腰の原因だけなので、2回目以降は本来の腰痛の原因を取っていく予定です。

今回のように、セルフケアで悪化してしまう方は珍しくありません。

セルフに見切りをつける期間は、最長2週間です。

2週間以上同じことを続けても改善していなければ、プロを頼ったほうが早いと思ってください。

今回の記事が、腰痛でお困りの方の助けになれば幸いです。

ではまた

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