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駆け出しセラピストに向けて

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2022年2月の記事一覧

考えた割りに治せない セラピストへ

考えた割りに治せない セラピストへ

毎週日曜日は【駆け出しセラピストに送る言葉】を配信しています。
今回は、『想像は二の次三の次』についてお伝えします。

想像で判断していませんか?突然ですが、もし皆さんの治療院に、⇧のような患者さんが来店されたら、先生はどのようなことを最初に考えますか?

もし、「どこが痛いのかな?」というのが真っ先に浮かんだとしたら、想像で治療する傾向が強いかもしれません。

確かに、「どこ?」はとても大切なこ

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「好転反応」を正しく使えていますか?

「好転反応」を正しく使えていますか?

毎週日曜日は【駆け出しセラピストに送る言葉】を配信しています。
今回は、『好転反応について』についてお伝えします。

好転反応を誤解していませんか?好転反応は、文字通り「一度は不調感が強まったとしても、その後に好調になること」を指します。

言い換えるなら、
「好転するまでは、悪転反応か好転反応かは分からない」ということです。

つまり原則的には、
「好転反応です」と伝えるのは、悪化しているときで

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筋肉治療はココに注目

筋肉治療はココに注目

毎週日曜日は【駆け出しセラピストに送る言葉】を配信しています。
今回は、『筋肉治療のヒント』についてお伝えします。

問診から検討をつけていますか?体は
「初動 → 軽負荷 → 過負荷」
と負荷量により、使用する筋が異なります。

したがって問診で損傷した経緯をしっかり確認することができれば、触診をする前から具体的患部に検討をつけることができます。

しかも、そうすることで、いきなりMMTやROM

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「短下肢」と患者に伝えるときの注意点

「短下肢」と患者に伝えるときの注意点

毎週日曜日は【駆け出しセラピストに送る言葉】を配信しています。

今回は、『「短下肢」と患者に伝えるときの注意点』についてお伝えします。

治療院業界には流行りがある治療院業界には、流行りというものがあります。

ブームの発端は、多くの場合「セミナー屋」がFAXやメールで治療院に送る案内です。

僕はいずれの案内も不要なので、受け取らないと決めていますが、転院されてきた患者さんが同じことを言い始め

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