花粉の猛威に負けないで!
そうそう、これ、書いておかないと。
今年の花粉はすごいらしいですね。
強烈な花粉皮膚炎のある私は、花粉予報で花粉が少ないと言われる日でも顔の保護をしないで外に出ると花粉があたったところが腫れ上がり、アトピーが出ます。ここ数年は、まず12月に1回顔が軽く腫れて、「あ、花粉、きたな」と気づき、洗濯物の部屋干しを開始します。
ひどいアレルギーの持ち主の上、更に去年の引っ越しの埃で痛めた両手がまだ治りきっておらず、スーパーセンシティブな状況なわけですが、ところが、周りが騒ぐほど今年の花粉にやられてはいません。
いや、やられてますよ、すでに2回は顔もまぶたも腫れて、おでこはかさかさで、内側に花粉がついてしまったマスクを着用したようで唇は荒れてます。両手もまだ悪くなる日があります。外に出る時は、帽子、花粉予防メガネ、マスク、タートルネックまたはスカーフ、最近はフェイスカバーも取り入れました。いつどうなるかわからないので、人と会う約束は今はできません。
でも、例年の二倍やら三倍やらと言われている花粉の大量飛散。
あちらこちらで「やばい、やばい」と言われているほど、私自身はそこまで「やばい」状態になっていなくて、むしろ1月なかばあたりから「あれ?花粉減った?」と勘違いするぐらい。
もちろん、強烈なアレルギーとアトピーとヒスタミン不耐症(ヒスタミンが異常に体内で溜まり分解できない体質)を持っているので、シーズン中はヒスタミンを増やす食品(発酵食品、麹漬けの魚や肉、魚の缶詰、豆腐以外の大豆食品など)は控えています。あまりに酷くなってきたら、糖質もタンパク質も控えます。
ビタミンC、バイオフラボノイド、亜鉛、ビタミンA、ケルセチンは摂取し、抗炎症のEPAや生姜茶を飲み、リンパの流れを促すハーブを摂ります。
ただ、それらは今までも摂ってきた物で、今年違うのは、SAMeと鍼。
更年期の年代で、症状はないもののやはり自律神経は乱れやすくなっているのか、2年ほど前から喘息が出始めて、一度喘息になるとさすがにステロイドと気管支拡張剤が一緒になった吸引剤を摂らないと治すのが難しい。しかし、10数年前に脱ステしているのでステロイドには抵抗があり、悩みながら使っていました。喘息が酷くなると気管支がつぶれるのではないかというほど細くなり、「こりゃ死んでもおかしくない」というほど息ができなくなるので、その状態になるとステロイドを使わざるを得ません。
初めは医師の指示の通り摂取し、それでも半年、一年のスパンで治らず、去年は別の医師とステロイド吸引剤を摂る摂らないで押し問答。去年は喘息のコントロールが難しくて、せめて、と抗ヒスタミン剤を飲んでいたけれども、やはりいずれ効かなくなりコントロールは難しく。
その喘息もSAMe(S-アデノシルメチオニン)を飲み始めてピタッと止まりました。毎晩、気管支がむずむずと狭まる感じを感じながらも、「ヒュー、ごほんごほん」までいきません。むずむずと狭まりそうで狭まらず、咳にはつながらない。1ヶ月も続けたら、むずむずもなくなりました。SAMe飲み始めてから喘息出てません。
自分も思いっきりアンダーメチレーションでした。
メチレーションの過去記事、この次に過去のブログから再度コピペしておきます。アレルギー、うつ、関節痛、心疾患、自閉症、ADHDなどある方は見てみてね。ひどい花粉症の人にもよいかもしれません。
今年は、SAMe、ビタミンC、ビタミンA、バイオフラボノイド、EPA、リンパハーブ、生姜、亜鉛ちょっと、でコントロールできています。今年は抗ヒスタミン剤も飲んでいません。
SAMeはiHerbでもいくつかありますが、ブランドによってだいぶ反応が異なり、中でもDoctor's bestが一番いいように思います(オーストラリア在住の方はオーストラリアの要冷蔵のプラクティショナーブランドのSAMeを処方できるので、欲しい方は別途ご相談ください)。
ただ、オーバーメチレーションの方には不要ですし、消化器系の副反応が出たりすることもあるのでご注意を(飲むべきか悩む場合はコンサルでご相談ください)。
あと、やっぱり、鍼。1月半ばから花粉が減ったのではなく、12月から開始した鍼の治療の何かが1月半ばから効き始めたのでしょう。
なんだか、体の中が静か。
それまではヒスタミンが溜まると、皮膚がビリビリして、脳もピリピリして、酷くなると顔も体も脳もむくみ、ビリビリ、ぼーっとします。常に皮膚が逆立って電気に触れている感じ。体の中もビリビリ、ソワソワしてます。
それが全部なくて、まるでマリモで有名な阿寒湖の水面のように静か。しーん、としてます。
あと他には、地味に洋服用のコロコロもいい。外出から帰ってきたときの花粉取りに洋服用のコロコロを使用し始め、外出時にもコロコロを携帯して、外出先で帽子やマスクを外したり再度被ったりするときにも全部コロコロしていること。面倒でも、帽子やマスクを外したり再度被ったりする都度コロコロすると、カバンなどにしまっている間に表面についた花粉が内側について皮膚に直接触れるのを防げます。衣類のコロコロ、持ち運びに便利なので、重宝しています。
あとは、それまで気づかなかった、窓のサッシについていた小さい通気口を全部閉めて、念の為、寝室だけ、窓と窓の境を隙間テープで密閉したこと。それらを密閉したら、家の中が更に暖かくなって、音も入ってこなくて静かで、その静けさと同時に体の中も静かになった感じ。昼間は出ていなかった体のアトピーが寝ている間に出たりしていたので、寝室に何かがあると思っていました。ほんの少しの隙間でも花粉は入ってくるんですね。
ケルセチン、ビタミンC、亜鉛、SAMeはヒスタミンの分解に必要な栄養素。花粉症の方は試してみるとよいかもです。お子さんの花粉症は生姜茶だけでもコントロールできるクライアントさんもいらっしゃいます。生姜茶の作り方もまたこちらのブログに載せておきます。
あと、アレルギーに効くハーブは、アルビジア、ネトル、バイカルスカルキャップ、シソなどがありますね。生姜もヒスタミンも炎症も抑えてくれるので、地味に優秀です。
花粉で悩んでいる皆様、参考にしてくださいませ。
私のクライアントさんは全体をみながらベストなものを処方しますのでコンサルでご相談ください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?