【ガーデニング】屋上ガーデニング、冬の陣の総括(汗)
この冬、めっちゃ寒かったねーっ。
Switchbotの温度湿度計でデータを蓄積していたカナメくん。
カナメ「過去2年間のデータによると、最も寒かったのは12月。オレらが子供の頃は、最も寒いのは二月だと習ったけど、そんなこともなく。」
その言葉を信じた私は、アホであった。
昨冬、結果的に2月までずーっと寒かったよね!!!
っていうか、年越してからの寒さの方が堪えるほどだったよね!!!
二重窓で完全防寒ぬくぬくのお部屋から出て、屋上に上がる気も起こらないような寒さっぷりだったよね!
人間、見たくないものは見ない、臭いモノには蓋をする習性があるらしく(私だけか)、かつ「冬はそんなに水やりをせんでもええらしいで」というカナメの話を信じたい私は、屋上に上がることすらしなくなっていた。
理由:屋上は単に外気温通りに寒いだけではなく、かなり風が吹く日もあり、そうなると体感温度が5度くらい下がる、つまりめっちゃくちゃ寒いからである。
真夏に青々としげる子たちを見ながら、虫と格闘し、秋にはちょっと害虫被害も落ち着き、この状況ならば冬の野菜もザクザク採れるのではと画策はしたが。
こんなに寒いと思わなかったよーん。
人間、最終的には自己愛が勝ると学んだ昨冬であった。
寒さに震える子たちを救わず、自分が暖を取ることに執着していた私(汗)。
もう屋上に上がるのもコワイ。
寒さに弱い子たちも放置したままの屋上の修羅を見たくない。
水枯れもしているだろうし、悲惨な状態になっていると思ったのだ。もう誰も生きていないかもしれない。
カナメは時々勇敢にも屋上に上がって、バラの剪定などをやっていたようだが、そのカナメに状況を聞いてみても、
カナメ「まぁ、あんなもんやろ。」
としか言わない。あんなもんやろって、どんなもんやねん!!!
ということで、2月末くらいにソロソロと屋上に上がって見たのだが。
私「ハーブってさ、しょせん雑草と同じやねんな。」
という感想しかなかった。しぶとく生きてる子は生きてたわ。
逆に、寒さから守ろうとして温室に入れていた子達は、私が水やりをしなかったために「寒さではなく水切れ」でお亡くなりになっていた(涙)。
彼らの故郷であろう南の方角に向かって土下座しないと気持ちが収まらない。
自己愛が過ぎないか?>私。寒さに弱いとも言う。
屋上の子たちは、さすがに手入れが行き届いていないから一部枯れたりもしていたが、あちこちから新芽をふかせていて、その生命力に感動した。
その割には雑草発言する私って、失礼なヤツやな。
冬越しが危ぶまれたスナップエンドウさん。これだけ植えておけば、生き残る子も少しはいるかもという期待度ゼロで冬を越したが……..
誰一人欠けることなく、全員がこんな状態でしゅ…….。
もっと間引きしておかないといけなかったってわけね。
そこから少しずつ枯れた部分をカットしたりと手を入れて、そこから一ヶ月ほど経った屋上の今は、こんな感じである。
手入れをしないと収穫の時期も逸していたわけで、ブロッコリーさんが盛大に黄色い花を咲かせていたわ(汗)。
ルッコラさんの花も満開(大汗)。
枯れたと思って刈り込んだ小松菜さん、株から葉をつけて、こちらも開花(滝汗)。
冬の屋上ガーデニングのトライで学んだこと。
1、結局、手入れも収穫もできないのなら、新規に冬野菜は植えるなかれ。
2、温室の水やりシステムは、自動化すべきかも。
3、屋外なら、冬越し時に水やりに神経を使う必要はない。
もう一つ大きな発見が。
4、コンポスト内の発酵も分解も進まないので、冬のコンポスト化は進まない。
分解も進まないし、新しく土が必要になるわけでもないので、春まで保管しておく必要がある。できあがった肥料もそのまま土として使えるわけではなく、最終的に土に混ぜ込むので全体量は増えまくる。が、プランター栽培をしている限り、そこまで大量の堆肥を消費できるわけではない。結果的に冬の間は、持っている2つのコンポストが満タンになったらそのまま放置し、それ以降は生ごみを燃えるゴミとして廃棄するようになってしまった。
春になってようやくコンポストの中身を土に混ぜ込み、分解を待っているところである。
ところで、コンポストとは別に、剪定ゴミを不織布プランターに入れて土をかけておいただけのものは、まだ原型をとどめているものもあるが、なんとなく土になじんでいて肥料っぽくなっていた。冬の間は特に虫がわくことも異臭を発することもなかったので、この使い方はアリだなと思ったよ。
これからベランダガーデニングで野菜やハーブを育ててみようとお考えの方、とにかく不織布のプランターが便利すぎるのでオススメ。
私はこれを2回買い(つまり24個ある)、
こちらは一回。5個あるけど、とにかく大きいのでトマト栽培にいいよ!