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白菜の洗浄不足?ウソウソ、絶対に未洗浄かと

 田舎に住んでいると、畑で採れた野菜などを頂くことがある。

誠にありがたいのであーる。

そして、いつも感動するのは、虫が全く混在していないのだ。

私は、彼らが無農薬または減農薬で家庭用の野菜を栽培していることを知っているので、収穫後にかなり丁寧に洗ってくださっているということがリアルに分かってしまう。私などはシニア世代なので特に問題はないが、例えば若い人に野菜をお裾分けするなら、虫が一匹でもついていたら次から受け取ってくれなくなるかもしれない。だから自宅のキッチンの調理前のレベルにまで洗浄(※1)した上で、気前よくお振る舞いしてくださるのだ。

感謝しかない。

野菜の洗浄って意外と時間かかるのよねぇ。

さてさて、こんなニュースを読んだ。

店舗側は「洗浄不足」ということにしているようだ。

言わせてもらおう。それは洗浄不足ではない。

未洗浄だったでしょーっ!!!!!

そもそも最初っから洗う気がなかったと思うのよね。そうじゃないと、あれだけの虫を残すのは逆に難しいし、洗っていれば虫の存在に気づかないわけない。

一匹でも気づいたら、一回の洗浄では安心できないから、水をためたタライの中の水に一匹もユラユラしているヤツがいなくなるまで、何回も洗うことになるはず。

それでも混在する可能性はなきにしもあらずだ。でも何度も洗浄すれば、数千匹などというレベルにはなりようがない。

まぁ店舗側としては、「洗浄の事実はありませんでした」なんてことは言えないから、「洗浄が足りませんでした」と言うしかないというのは分かる。もしくは白菜を丸のまま水道水をジャーッと上からかけるくらいはやっているのかもしれないので、それならやっていないとは言わないのかも(汗)。

家庭菜園で野菜作りをしていると気づくのは、意外と洗浄にコスト(時間と大量の水道水とエネルギー)がかかるということ。それでも毎日食卓に自家製の野菜が上がるのは嬉しいもんよね。

ちなみにかなり涼しくなってきたので、虫の害は目に見えて減ってきたよ。虫がお嫌いな方は、秋蒔き野菜がおすすめかも。

こちらは先日蒔いたほうれん草とルッコラ。何も考えずにパラパラと蒔いてしまったけど、ちゃっかり芽が出て楽しみである。

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(※1)ちなみに、結球野菜などは、出荷前に洗浄するかしないかというとしないかも。私がアルバイトしていたレタス農家では、収穫したらそのまま箱詰めして出荷していた。葉物野菜は特にキッチンで調理前に熱心に水で洗わないといけないよ。


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