(色が)変わらぬなら 変わるまで待とう パプリカさん
今年度は、「買うと高いパプリカ」をたくさん植えてみることにした。
苗の状態で購入したのは紫パプリカと橙パプリカ。食材として購入した赤パプリカと黄パプリカも、タネを採取して植えてみたところ順調に育っている。まだ結実はしていないけれど。
思いつきで苗を購入したジャンボピーマンは、毎日の用に収穫できている。旬のピーマンはスーパーで購入しても安いので、わざわざ育てる必要はないかなぁと思っていたけれど、この大きさのものがポロポロと収穫できるのは嬉しいものである。そして、味もいい。
意外とザクザクと採れているのが紫パプリカである。
微量色素が欲しいと思い、色々な色を揃えてみたけれど、この色なら「茄子」を育てた方が良かったのではと思わなくもない。というのは、この紫パプリカがものすごく美味しいかというと、別にフツーである(汗)。このフツーな紫パプリカさんだけが、なぜか大量に実っている。
で、この紫パプリカさんの色付き方は、写真の通り。
果実は最初、薄黄緑色で育ち、そこから程なく紫色に変色していく。変色してからもどんどんと大きくなっていく。変色と成長が同時に起こるという感じである。
同じプランターに植えた橙パプリカさんは、一向に色が変わらない。
この大きさになってからも、ずっとずっと変色するのを待っていたのだが、一向に変化がないのだ。
ここで「パプリカが高価格な理由」がちょっと分かってしまったというか。こんなに出荷までに時間がかかるなら、そりゃぁピーマンと同レベルの価格になんてできない(汗)。
時を同じくして、韓国唐辛子と信じて購入した苗は、どうやらパプリカとして育ってしまった。
同じくガーデニングが趣味の実兄に「韓国唐辛子と信じて育てていたものが、こんな状態に……..orz」とのメッセージを添えて写真を送ったところ、
「食べたら辛いかも知れないので要注意!」
と返信が来た。
緑パプリカとみなしつつも食べてみたら、別に辛くはなかったので安堵したというか、がっかりしたというか。こんな巨大な韓国唐辛子だったら、それはそれで楽しかったのに(違)。
で、次なる疑問は「果たしてこれは、緑パプリカという認識で合っているのか否か?」ということであった。
単に変色前の未成熟な果実を食べていたのではないかという疑問がわいたので、待ってみることにした。
めっちゃくちゃ待って待って待っていたら、とうとう変色してきたぁああああ!
赤パプリカっぽい。
そして、今日になって橙パプリカの方をチェックしてみたら、ちょっと色が落ち始めているように見える。
なにごとも一朝一夕にはいかないわねぇ。
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