【忍者タイム】静かな侵略者タイムの茎伏せと収穫
ハーブ栽培にどハマりしかけた頃、もっとハーブが欲しいと思って思いつきで買ったタイムさん。
余っていたフェルトプランターに無造作に植え替えをした後は、水やり以外、一切ケアをしていなかった。
買ったタイムは2種類。ラベルにざっくりと「タイム」と書かれていたものと、「コモンタイム」と書かれていたもの。とりあえず同じタイムなら交雑しようと別にいいかなと思い、同じプランターに配置した。
サンチュの間引き収穫が終わって、とりあえず通常オペレーションで対応可能な状態になったので、ようやく他の子にも目を向ける余裕ができた。
久しぶりに見たタイムさんは、枯れてはいないけれど、なんかボーボーな感じになっていた(汗)。
ボーボーになっているのはコモンタイムさん。
コレでは「(ノーブランド)タイム」さんの立場がなくなると思った私は、植え替えを試みることに。
とりあえず暫定的に小さなプランターに植え替えた。他に空きができたら、もうちょっと大きめのところにお引っ越しさせてあげたい。サイズ感としてはちょうどいいが、このサイズに収まっていてはあかんやろ。
さて。ボーボーのコモンタイムさんをどうするかだ。髪の毛を梳かすが如く、少しずつ絡まった茎をほぐしていく。
そこで見つけた静かな侵略者としての片鱗。こいつも土に触れたら根っこを出しそうな、茶色い茎を持っている。忍者タイムくんと名付けた。音もなく静かに侵略していくイメージだ。
複雑に絡み合っている茎たち。
そこで、コレをほぐして、長い茎のものをセレクトした。
そして、その茎の部分を少し掘った土の中に押し込んで、強引に土を被せた。この増やし方は、茎伏せというらしい。
上から見ると、こういう感じになった。「タイム」さんのあった場所にスペースができたので、全体的にあちこちに茎を配置して土中に押し込んでみた。
うまく根が生えて定着するといいなぁ。
そこで初めて気づいた。せやせや収穫せねばだ。若い茎を先から10センチほどカットすればいいらしい。あまりにも茎が密集すると通気性が悪くなるので、適度にスカスカにしておいてあげた方がいいとのこと。
あまりにも刈り込み過ぎて光合成ができなくなっちゃったら嫌だなぁと思い、遠慮がちにカットしたけれど、意外と量がとれてしまった。
オリーブオイルに漬け込もうかと思ったのだが、この調子だとガンガンと収穫できそうなので、サクっとすべてドライにする予定。ハーブはとにかくドライにしておけば、常温保存できていつでも使えるということを学習した。
この子が休むまもなく稼働(存在してるだけだが)しているので、買った甲斐があったよ。
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