【ガーデニング】ハイビスカスくんの狂い咲き?乱れ咲き?ヤケ咲き?
荒ぶるハイビスカスくん。
これまでは一日一個ずつくらいのペースでポンポンとリズム良く花を咲かせていた。
一時は「蕾をつけないハイビスカス」に悩んだこともあったのだが。
ところが、今やどのアングルから見ても蕾だらけである。彼に何が起こったのかと首をひねりたくなるくらい。
こちらも。
下の方にも。
まぁ、彼らも気候の変化は感じ取っていることだろう。
花を咲かせられるチャンスが、それほど長くないことを悟っていることだと思う。
なのに!
カナメは、萎んだ花がらを茎からポキッと折っているのだ。つまり花を次のプロセスへと移行させないようにしているのだ。
ハイビスカスくんから見ると、いまだにタネの一個も生み出せていないことになる。
季節はもう終わりが見え、そして自分は子孫を残せていない。
焦りまくって、こんなことになっちゃったわけよ!!!
すごくない?
植物のどこにそんなパワーが?
そしてどこにその意思が?
どこにトリガーが?
どこに感覚器が?
植物にも、絶対にホルモン物質が分泌されてるよねっ!
植物ホルモン
なるほど........。
ということは、もしかすると「花や実をつけると(収穫できる野菜の)葉が美味しくなくなる」のは、このホルモンのせいってことだよね!
ならば、今のハイビスカスくんの茎や葉には、彼の人生において最高濃度のある特定のホルモン物質が渦巻いていることであらう。
そこでさらに疑問が。
彼の花がらをこれからも摘み続けた状態で冬に突入すると、彼の体内ではどんなことが起こるのかと。
絶対に凹むよね.......。そして。
ハイビスカスくんは、それをよく覚えていて、次年度には違う方法論(花の咲かせ方)をとってくるのではないかという仮説
を立てた。
要するに、今年とは違う咲き方(花を咲かせる時期が前倒しされるとか、最初から同時に多くの蕾をつけようとしたりとか)を試みるのではないかと思ったりする。
いや、もしかすると人生に絶望をして、来年度は一つの花もつけないという抗議行動に出るとも限らない。
いずれにしてもだ。彼は、今年のことを記憶しているはずだ。そしてその記憶によって、何がトリガーされるのか。
知りたい。
ちょっと気の毒になって、タネをつけるまで放置してあげようかと思ったりもしたが、過酷な運命へと誘うことにしたよ。
ちなみに挿し木で増やしてみようかとちょっと思ったのだけど、この黄色のハイビスカスくんがたくさんあってもあまり萌えないということに気づいてしまい(汗)。
今日はダブルで咲こうとしているのだが、どうせなら赤いハイビスカスくんに来て欲しい。カナメったら、なんで黄色を買ったのかしらん。
カナメ「いやぁ、覚えてへんなぁ。キレイに見えたんちゃうんかな。たぶん、その時の花が小さくてキレイやったんちゃうんかな。こんなにデカい花やなかったような気が......」
さよか。
花工場が、活躍しすぎなのかしらん.........
【追記】ハイビスカスさんが咲きっぱなしで二日目に突入。しかも双子のように2つとも。
タネが生成できない理由を、受粉時間が短いせいだと判断したのかも。いつもよりも長めに開花することで、その可能性をあげようという作戦か.....。ホルモンを分泌しているから、この花だけではなく、他のつぼみも同じようになるはず。これは仮説ね。
自然界は、まだまだわからないことだらけよ。