【ガーデニング】限られたスペース。選択と集中
農業系の動画を見続けていると、まるで自分が広大な土地を保有しているかのような錯覚を覚えてしまう。
あれも植えたい、これも育てたい。あんな風に土を作ってみたい、実験したい。
が。
我が家はベランダに毛が生えた程度の屋上スペースしかないので、プランターに購入した土を入れてガーデニングをちょっと楽しめれば良いな、というのが当初の目標。ガチ農業など、できる環境にない。
台風の接近が予想されれば、また寒さが厳しくなれば、すぐさま鉢を移動させられるように、ある程度の大きさのものしか置いていない。屋上テラスに固定している大きな花壇があるわけではなく、ましてはこんなに思い切った庭園にしているわけではない。
屋上の防水塗装加工のコストがかなり高額だったので、その塗装を傷つけるのも本意ではない。
限られたスペースに、スプラウトの様に芽が大量に出たサンチュを植えたい。つまりキャベツさんなど育てている場合ではない。っていうか、キャベツさん、鉢植えからペットボトル栽培に切り替えていたのだが、そこで大玉が収穫できるようになるとは一切思えず。
室内に緑があっていいね、とカナメは言ったが、キャベツ大玉という将来が一筋も見えない彼らに、土も肥料もスペースも、無限に確保してあげることはできないのだ。
さらば、リポベジ。つかの間の幸せだったけど、君たちは確かに、我が家に緑を添えてくれたよ。
彼らは有機肥料として、第二の人生を歩んで頂くことに。コンポストへ直行である。すまない。実にすまない。
リポベジのキャベツさんが植わっていたペットボトルプランターには、ネギのリポベジのみ追加しようと思う。
しょぼいガーデニングでも多くの実りの恩恵に預かれるのは、ずばり
ハーブ(薬味系)
であると結論付けた。ネギはどんなに増えても使いきれるからね。
こうやって、ネギのペットボトルプランターが増え続ける予定。すでに一回目の収穫は終えた。大事に育てられてスーパーで売られる人生、プランターで生き延びた人生、そしてこれからは、第3の人生ね。