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恵まれた環境なのに『なぜか満たされない。』気持ちの秘密
ふと感じる虚無感
不自由なわけでもないし、
むしろ、恵まれているとわかっているんだけど
ふとした瞬間『なぜか満たされない。』と感じる。
誰でも1度や2度はあると思います。
恵まれた環境なのはわかってるから
なぜこのような虚無感が湧き出るのか分からない。
ただわかっていることは
私の場合、ヨガをするようになって
明らかにそれを感じる頻度が減ったということ。
そして先日、
その原因と理由が分かったんです。
原因と理由が分かったキッカケ
そのきっかけは、
「感謝のワーク」をはじめたこと。
なんじゃそれ?怪しい。
とおもった、あなた。
その気持ち、すごく分かります!
私も初めはそうでしたから(笑)
そうだったのですが、、、
私の尊敬するメンターさん
(アメリカ在住で様々な分野で最先端の情報を持つ方)も
ずっと実践していると聞いて
調べて、始めることにしたんです。
見える世界そのものが変化・・・
いつも車で通る道。
定期的に、市から委託された方たちが
沿道の草木をカットして整備してくれているのを
見かけたことはありませんか?
車だと横を通り過ぎるのも一瞬なので
何気なく「ありがたいなー」とおもってたんです。
これも感謝ですよね?
でもその日はね、
朝、感謝のワークをし、
買い物に車ではなく、
散歩がてら歩いていたんです。
そして、たまたま
小川横の遊歩道の草木を
整備してくださっている方たちがいらっしゃった。
寒い日だったのだけれど、
硬い草木が川まで浸食した遊歩道をね
長靴を履いて川におりて
川なのか草なのかも分からない足場の悪い中
草刈り機で刈ってくださっていたんですよ
車道側からは見えないので
分からなかったけれど
単純に刈るだけ、って感じではなく
けっこう危険だな~と。
整備されていることが
当たり前になってしまっていたけど
こうやって維持してくれる人たちがいる。
キレイな街であることが治安に繋がり
子どもたちは公園で楽しそうには遊び
大人もその横でウォーキングなどしている。
パッとみると「ただの日常」。けれど、
その一つ一つに感謝するところが
数えきれないほど、いっぱいあったんです。
素直に、「なんて幸せな環境にいるのだろう」と。
感謝のワークのおかげで
視点が「感謝を探す」になっていたんでしょう。
実は、ヨガでもいわれていること
この“感謝”という考え方は、
ヨガ哲学のサントーシャ(知足=足るを知る)
と同じコンセプト。
ヨガ哲学の教典によると
サントーシャとは、
“生命をつなぐに足るだけのものがあれば、
満足して、それ以上をあえて求めないことである”
とあります。
つまり、
”すでに与えられているものに気がついて
それにたいして感謝すること”
これは知っていましたし、
これを読んでくださっている
皆さんも実践されていると思います。
わたしも
実践しているつもりでした。
でも、本当の意味では
わかっていなかったようです。
ですがその日、私は
知識ではなく、体感になったんです。
大事なのはエネルギーの向ける先
ふと感じる虚無感の原因は
もしかしたら
エネルギーを向ける先にあるかもしれません。
とくに
今、ないもの・ことを追い求めている時。
これは要注意かもしれません。
上手くいっているときは
達成感や充足感があって良いかもしれませんが
思うようにいっていないときや
滞りを感じたとき、
虚無感がふと現れるのかな?
そんなふうに感じたのです。
「今あるもの、今この瞬間に意識を向け
感謝をする」
意識を向ける方向が変わると、視点が変わり
視点が変わると、思考がかわり
思考が変わると、感情が変わる。
それだけで、
ぐっと幸福度はあがるのではないかな?
では、みなさん
今日も素敵な一日を~🕊