カフェイン断ちチャレンジ!
コーヒーを飲まないとやる気が出ない。
やる気が欲しいからコーヒーを飲まなきゃ。
最近コーヒーを飲んでもやる気が出ない。
イライラするし落ち込むし、情緒が不安定だ。
…これってもしかして、もうコーヒーを飲んでる意味がない?
そう気が付いたので一週間、カフェインを断つと心に決めた前日。
残っていたコーヒーを飲み切り、朝からカフェイン断ちの姿勢に入りました。
最後にコーヒーを飲んだのは16時ごろ。
さて、どうなったかというと…。
結論
眠い! 寝ても寝ても眠い!
そのためまず理解したのは
「一週間やりきるのは今週の予定的に無理だな」ということ。
泣く泣く、ほぼ予定がない翌週にカフェイン断ち期間を回しました。
けど、せっかくだから引き続き今日1日だけはコーヒーとお別れしよう。となりました。
以下は簡易な離脱症状早見表です。
離脱症状(簡易メモ)
朝/8時起床。だるい。頭が働かない。ぼーっとする。無気力感。何もする気にならない。
昼/ご飯は何とか食べれたものの、耐えられない眠気に襲われ3時間寝る。
夕/16時に起床。起きることはできたもののそわそわと落ち着きがない。頭痛が強くなってきた。
夜/眠すぎる。引き続き頭痛。食べれはするものの食欲がなく、夕食を残す。
寝る前/症状が落ち着く。明日も断てるかも? と思いながら20時就寝。
翌朝/5時起床。なんとなくすっきりしている。
予想はできたことが多かったので寝る。諦める。寝る。で対処しました。
ほぼデメリットしかないじゃんと思う方もいるかもしれません。
ですが寝る前から翌朝の点でお気づきかも知れませんが、私の場合カフェインを断って24時間が過ぎると徐々に好転していったんですよね。
それでも翌日はカフェイン断ちをお休みしました。
離脱症状のピークが2~3日後くらいだと聞いていた気がしたので、ちょうどその辺りに大事な予定が入ってしまったことから諦めました。
カフェイン断ちしたあとの話
カフェイン断ち後はどうなったのかというと、身体も思考も軽くなり、やる気も回復してコーヒーの効果が効きすぎてるくらいの状態になりました。
私は小説を書いたり絵を描いたりすることが好きなのですが、一カ月ぶりに捗りました。
趣味程度の実力ですが、それでもここ一ヶ月何も創作できていないつらさがあったため、本当にうれしいです。
ちなみにこれを書いている今日はカフェインを再開して3日目です。
正直この効果は予想していなかったのでうれしいメリットだなと思います。
ですが先ほども言ったとおり、コーヒーの効果が効きすぎているので良質な睡眠はとれていません。
以下には参考までにカフェイン断ち前の私の状態を書きます。
そしてここからはなぜカフェイン断ちに至ったかのきっかけの部分のお話になります。
カフェイン断ちの前の症状と、断つきっかけ
今年
うつや統合失調症の症状が年明けから悪化していた。
コーヒーをどんなに飲んでも気持ちが上がらない。
イライラが増えていた。
おなかを毎日壊していた。
昨年まで
7年前からタウリンドリンクを飲むと3日ほど元気になりすぎて、効果が切れると4日ほど寝込むなどの症状があった。
5年前に胆のう炎という病気になり、胆のうを摘出する手術をした。
それから過敏性腸症候群のようになってしまった。
薬の副作用が強く出るようになった。
薬のアレルギーで肝炎になった。
胆のう摘出がきっかけで30キロ太った。
カフェインの効果が強く出すぎるようになっていた。
紅茶や緑茶で悪酔いするようになり、やらかしが増えた。
コーヒーを飲むとテンションが上がりすぎるようになった。
私の中で昨年までの間、一番つらかったのは、お酒を飲んでもいないのに悪酔いしたような状態になり、人間関係でやらかしたりすることが増えた点でした。
しかし今年一番つらかったのは、自宅のある地元の町から出られなくなった点です。
うつ・統合失調症の症状が悪化して、パニックに陥るようになりました。
突然泣き出したり、動けなくなったりと今までにない症状が出始め、病院の先生も頭を悩ませていました。
コーヒーを頻繁に飲んでいて、カフェインの作用が強く出すぎてしまうと話してはいたものの、先生はそこには触れませんでした。
本来、患者側が自分の症状や薬の副作用を調べるのはよくないようなので気を付けてほしい話なのですが、私の場合はあまりにこの時、思いあたる症状悪化の原因がまったく無く、突然の出来事だったため調べてしまいました。
するとカフェインの作用はうつや統合失調症を悪化させることがある。と書かれている記事を見かけました。
私はその時長文を読むことが困難だったので、グーグル検索でページを移らずその場で中身をチラ見しただけなのですが、カフェインが原因なら急な症状悪化も納得ができました。
そしてカフェインを断つに至りました。
結果、私の場合、カフェインの作用が強く出てしまうものの傾向が分かりました。
カフェインの作用(私の場合)で起こるメリット/デメリット
日中のメリット
やる気や集中力がアップ
眠気を飛ばす
夜間のデメリット
疲れやすい
筋肉が痛い気がする
眠りにくい
寝ることができても早く目が覚める
よく眠れない
一日を通じてちょっと心配な要素
心拍数が上がる
手が震える
身体が緊張する
おなかを壊しすぎる
メリットは少ないですね。
眠気って疲れてるときとかに出ると思うんです。
それを飛ばしてるわけですから休むタイミングが分からなかったり、眠りが浅いから疲れが取れない。
つまり
毎日眠い=普段から疲れている
疲れているから寝たい(身体)
眠いけど活動していたい(心)
という状態です。
現実に起こっているのは以下です。
活動するには体力が必要だけど、疲れているので体力がない
ここで私は「急がば回れ」という言葉を思い出しました。
…休んだら活動できるのでは?
実は疲れがたまっていた?
そもそも活動できないことについての理由は、最初は「やる気が出ない」だけでした。
「眠いから」に変わったのはコーヒーを飲む量が増えてからです。
やる気が出ないのは病気の症状でしたが、「眠い」になったのは疲れが取れていない状態が増えてから…と想像できると思います。
丸1日を使って休んだ結果、私はこうやって集中力も回復し、やりたいことができています。
1日だけでこんなことになるってことは、休めば治るものが他にもあるかも知れません。
疲れているけど活動したい。
なら休んでから活動するようにしようと思いました。
恐らくそんなのちょっと考えれば分かるでしょ。と思った方もいるかもしれません。
ですがカフェインに正常な判断を引き換えにやる気を得ているわけですから、考え付かなかったんですよね。
私は幸い病気の関係で長いお休みの中にいますから、休むことができます。
これから私は週に1~2回くらいカフェインを断つ生活を取り入れようと思いました。
しかしこれは私の場合のスケジュールで、1日で回復する可能性があり、まとめて休むことができるからです。
そして私は休むのが苦手なので、こうやって無理やり休まされない限りあまり休めないんです。
カフェインで得たもの・失ったもの
カフェインは私に、やる気と元気をくれました。
ですが同時に私から、正常な判断と理想の休息を取り上げたと思います。
私には合わなかったと気づくまでに何年もかかりました。
身体に比較的合ってる人も、実は疲れがたまっているかもしれません。
ためしに1日だけカフェイン飲料や菓子などを断つことをしてみるのも、人によってはアリなのかもなと思いました。
ですがお医者さんに罹っている方はまずは先生に聞いてくださいね。
私の真似をしてはいけません。
私はたまたまメリットが大きかったですが、体質によっては逆効果になると思います。
このノートはあえて情報をあやふやに書きました。
もしカフェイン断ちに興味を持ったなら、ご自身でしっかり調べて、医師と相談する必要があったら相談をして、自己責任もしくは医師の指示のもとで行ったほうがいいと思います。
マネするのは推奨していませんし、ただの私のメモみたいなものです。
生きている状況も病歴も、今罹っている病気も体質もその日の精神状態も、体調も私とは違いますから、自分の身体や心と生活としっかり相談してください。
ちなみに今回の私のカフェイン断ちはどちらかというと「コーヒー断ち」でした。
カフェインの入ったコーラや、チョコレート菓子は普通に飲み食いしています。
過剰にストレスを与えると逆効果だと思ったため、メインのカフェインだけ断って、他は緩くしました。
それでこの効果になったのは、身体にダイレクトに飲食したものや運動などの効果が表れやすい私だからだと思います。
ピークは2~3日後という話もありますし、もっと激しくつらい離脱症状になる場合もあるかも知れません。
なので効果には期待せず、無理もしないで緩くやるのがいいと私は思います。
くれぐれも「カフェイン断ちという行動の過程や結果は人によるよ」というのをご理解ください。