見出し画像

🇬🇧留学日記⑤🇬🇧ハリポタ鉄道の攻略方法とイギリス1美味しい海鮮のお店

前の記事。


イギリスに来て丸2ヶ月。友達たちからこんなメッセージをよくもらう。


友達「イギリス絶対遊びいくから、美味しいお店連れてってな〜」

私「イギリスで1番美味しい海鮮のお店に出会ったんやけど〜〜〜〜〜

友達「お♡」

私「イギリス1というか、
これまで食べたムール貝の中でダントツ1番美味しいな。
ホタテもトップレベルで美味しいわ」

友達「おおお♡」


私「ロンドンから10~15時間くらいかかるねんけどあり?!
🤗

「・・・・・・・・」


という理由で紹介の陽の目を浴び損ねているお店がある。
そして、このお店はハリポタの聖地巡礼にも深く関わるので、出会いから感想まで話したい。




ハリポタの鉄道を予約する


夫がイギリスに遊びに来てくれることになったので、
彼が好きなハリポタでもてなすぞと張り切っていた。

言わずもがな
ハリーポッターはイギリスが舞台の作品で、
全土で「撮影地」「聖地」が点在している。


中でも感動が大きいと噂なのがホグワーツ特急のモデルとなった、「ジャコバイト号」である。実際に映画で使用された鉄道に乗ることができる。

https://www.scottishtours.co.uk/scotlandtours/jacobite-steam-train-glenfinnan-and-the-highlands/

いろんなブログを読むと、この鉄道は年中運行しているわけでもないので予約が難しいらしい。何やら1年前から予約する人もいるみたいだ・・・。


初めてのイギリス旅行でここ予約できたら最高やけどな〜〜〜。
ダメ元でHPを見ると、


9/26だけ席が空いていた・・・・



「!?!?!?!?運命!?!?!?!?」


この鉄道は年中運行しているわけでもないので予約が難しいらしい。何やら1年前から予約する人もいるみたいだ・・・。

過去のブログが回想され、悦に入る。
1日だけ空いているのって私たちのためのもの・・・・?


勘違いから始まる乗車もありじゃない?
ラブコメのヒロインのような気持ちでそさくさと購入ボタンを押した。



なお、彼は9/26に来る予定ではないし、事前に彼のスケジュールは確認していない・・・・。本人出席未定のおもてなし計画を進行させていた。



(まあ来るの少し早めてもらえるかなー ^_−☆ って)




彼のスケジュールが合わなかった

誰にでも想像がつくことだが、彼のスケジュールが合わなかった。
おもてなし計画は振り出しに戻った。



「9/26にイギリス来れないー?」


「無理仕事。行く日言ったよね?」




https://harrypotter.fandom.com/ja/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%90%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%80%E3%83%B3%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%89%E3%82%A2?file=Albus_Dumbledore_falling.jpg



〜Fin〜


諦めない


悲しみに暮れていたが、
もう一度HPを見たらなぜか予約可能な日程が増えており、
彼が来れる日程に変更をしてもらった。(変更は電話のみ)


ジャコバイト号のHPを何日か見ていたのだが、
予約可能日程が日によって増えたり減ったりめちゃめちゃ変動していた。
もしジャコバイト号が予約できなくて苦戦している方がいたら教訓を授けたい。

諦めないで。毎日チェックしたら乗れる可能性がある。

わたしより


機関車に乗る&ランチ激戦区で走る

ジャコバイト号はとにかくとてもよかった。

ホグワーツ特急そのものでした!!


初めての蒸気機関車。車掌さんが大きなスコップで石炭を火に焚べる光景を見た時は、最新テクノロジーに触れた時よりも新しい気持ちになった。

乗り心地は最高すぎないから最高で、
ちょっとだけ窮屈な席も、若干暖房が効いてないところも、
炭の匂いが時折漏れてくることも、
整いすぎていない体験が愛らしかった。なんかこういうところが魔法学校に向かってるような感じがするのだ。


景色は言わずもがな良い。

有名なポイント


列車は港町の駅で一度下車して、ランチ休憩を挟むプランになっている。
途中でとあることに気付く。

「乗車人数とレストランの数、釣り合ってなくない・・・?」


ランチの場所は小さな港町である。
駅から近いレストランは大体5-6個。
乗車人数は約100-150人ほどであるし、お昼時なので地元の人も食べにきているだろう。

レストランが全部さざんかであるまいし・・・

https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260202/26004084/

家族経営の小さなレストランの外で、
強風に凍えながら行列に並ぶ思い出など作りたくない。


結論
鉄道から降りた瞬間走るしかない。


私たちは鉄道の中でレストランの候補を調べ、ここに行くことに決めた。

📍The Cabin Restaurant & Take Away

1,000件超える口コミなのに星4.9(当時)で逆に怖い・・・。
天邪鬼が出てきて真っ直ぐな目で見れなかったけれども、
写真がまあ美味しそうだったのでここに決めてみた。


駅到着。
扉が開いた瞬間、私たちは全力で走った。

店に着くと既に地元の人たちが入店しており私たちは4組目。
8席ほどしかないお店はすぐに埋まってしまい、外に列が出来始めた。

ここでの教訓。

鉄道から降りた瞬間走るんだ。

わたしより


うまいムールと美味しいホタテ


海鮮レストランだけあって、魚介の種類がとても豊富だった。このお店のフィッシュ&チップスも有名らしい。

注文後やってきたのは、


うまいムールと美味しいホタテ
(赤いきつねと緑のたぬきと同じイントネーション)


結構ムール貝が好きで日本でも、海外でも食べるが、
このお店のムール貝は格が違った。

実がMサイズの卵ほど大きい。そして旨みが濃い。
貝類あるあるの「噛めば噛むほど味が出て後半にかけてうまい」、
というセオリーを覆し、1口目から味が強く「うまっっっっ」と驚きの声をあげてしまった。例えではなくリアルにうまさで視力が上がった気がした。
また味付けもいい。ワインとバターがムール貝の存在感をわきまえていてサポーティブな味付けだった。

ホタテは「うまい」というより「美味しい」が似合うような味。中はレアで解けるような甘さ、外はバターを吸ったミルキーな甘さ。二層の甘さに心を掴まれた。


店主さんに話を聞くと、この辺りの港で昨日採れたものを使っているそうで新鮮だからとても美味しいらしいらしい。

丸いし、大きいしうまいし・・・・。
「赤い」さえ加わればイチゴになるところだった。

https://www.tokyo-seika.co.jp/business/prod/231204/

イギリスに来て海鮮のお店にも何軒か行ったけれども、
圧倒的な差をつけてNo.1のお店だった。

最後に店主さんがチョコレートをくれたのだが、
ミントキャンディーが入りのダークチョコレートでおしゃれな味がしたし、かなり好きな味だった。


あと最後に特筆したいのがトイレ。ハニー、ローズ、2種類のハンドソープがあった。どちらもとても良い香りだし、ユーザーが選べる配慮も素敵だった。
ここで教訓。

ハンドソープ2種置いているお店って間違いがない。

わたしより


なかなかのアクセスのため気軽に紹介は出来ないけれども、
ジャコバイト号に乗ることがある人、もしくはロンドンから10時間かけますけど?勢、には心からオススメしたい。

そして駅に着いたら必ず走ってほしい。


次回
インターナショナルな火鍋をすると闇鍋になった。


いいなと思ったら応援しよう!