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だけ友が語るパリとニューヨークの食べ物事情

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こんにちは。パリとニューヨークに暮らしてるだけの友達同士、ゆりとゆうです。今回は、食べるのが大好きな私達が、それぞれ暮らしていて感じた各国の食べ物事情について紹介します。

美味しいものを食べて、幸せを感じることは世界共通。でも、食べるものや食べ方が、それぞれの文化を反映していて面白い。そして、さらに各家庭でも、それぞれの習慣から、独自の食文化が出来上がるから、その多様性もまた興味深い。


おいしいけど、甘すぎて、私達は一口で満足するようなデザートを、旦那達がペロッと平らげちゃうのも、食文化が違いからくる能力の違いだろうか…?それとも、ただの慣れか…?


フランスは美食の国って言うけれど、本当に、みんな食べるのが好き。普段はそれほどでもないけど、特別な日の家族にご飯とか、友達を家に招いたときのご飯とかが、とにかく長い。
ご飯を食べる前は、まずアペリティフ。食前酒を飲みながら、ちょっとしたものをつまむタイム。ジュースやら、カクテルやら、シャンパンやらを片手におしゃべり。ご飯がなかな始まらない。さあ、食べよう!と食事が始まると、前菜、メイン、チーズ、デザートの順に一皿ずつ食べる。さらに、食べてる時も、ワインやらを飲みながら、料理を食べてる最中もよく食べ物の話をする。そんなんだから、時間がかかる。食べてる間も、お皿とお皿の間もおしゃべり。コース料理だし、良く喋るから長い。ふう、お腹いっぱいと思っても、まだ終わらない。むしろ、食べ過ぎたから消化を助けるために、食後酒。強めのお酒をちょびっと飲んで、カロリーを燃やす。そして、ちょっとしたチョコやらビスケットやら、つまみながらコーヒーを飲む。次から次へと食べるイベントが繰り広げられるので、なかなか終わらない。毎回この流れですべてがあるわけじゃないけど、大抵はアペリティフ、前菜、メイン、デザート、コーヒーはあるかな。

フランス人はしょっちゅう理由をつけては、家族で集まって普段よりもちょっといいものを食べたり、友達を家に招いて料理をしてもてなしたりする。そんな時は、一緒に食べるものと時間を、共有することが大事なので、とにかく長い。


アメリカは自由の国って言うけれど、本当にみんな食べる時も自由で、料理のスケールもでかい。
個人主義だからか、家でも職場でも、個々で好きなことをしながら食べることもよくある。食べる物も、時間も、好きなものを好きな時に好きなだけ。とにかくそれぞれの自由。だから、パンケーキがおやつでも、デザートでもなくて、お昼ご飯になりえる。


友達を家に招いてご飯を食べる時は、バンバンバーンと、オーブンで焼いた野菜とか、マカロニチーズとかの大皿料理が並ぶ。オーブン大活躍!バイキングみたいな感覚で、それぞれが好きなものを好きなだけとって、自由に食べる。コース料理ではなく、みんなで分けて、ワイワイ食べる。映画を見ながら食べたりと、なんでもありな感じ。


アメリカ人も、家族で集まったり、友達と一緒にご飯を食べたりするけれど、みんなが、それぞれが自分のしたいように食べて、満足することが大事なので、とにかく自由。

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私達も、最初は、ご飯が長くて変な感じがしたり、同じものを一緒に食べないのがちょっと寂しいと思ったりしてたけど、今はすっかり慣れちゃいました。むしろ、1日中ご飯を食べるのも楽しいし、1時間半でご飯食べ終わったら、今日は早かったなと思うようになりました。自由にご飯を食べるのも、好きなものが食べれられるし、好きなことができて時間の節約にもなるから、なかなかいいと思うようになりました。
食文化の違いは慣れで克服できる!!そして、それぞれに、それぞれのいいところがある!!お互いの食文化を比べてみて、そんなことを学んだ経験談でした。


もう少し私たちが経験した食文化の違いが知りたい方は、ポッドキャストもぜひお聴きください。主に、お菓子を作るのよりも食べるほうが得意な私達が、最近作ったデザート話をはじめ、過去の成功例や失敗例をザクっとしたレシピを交えて語っています。




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