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マーケターの日常:インタビュールームとは?

インタビュールームとは?

インタビュールームとは、マジックミラーが敷設された、マーケティングリサーチの定性調査専用の調査会場です。 インタビューに参加する方々が自然にお話しできるような環境をご用意しています。 デプス・インタビューや、フォーカス・グループ・ディスカッション、エスノグラフィー、ワークショップにご利用いただけます。

https://interview.weiden-haus.com/

インタビュールームを利用する目的

インタビュールームは、マーケティング活動において、顧客やターゲット層の意見やフィードバックを収集するための調査専用の会場です。

  • 主にフォーカス・グループ・ディスカッションやデプス・インタビューなどのマーケティングリサーチにおける定性調査の手法を用います。

  • 新商品やサービス、広告などの評価や改善点を発見するにあたり、上記の調査手法をより効果的に活用するために調査を会場(オフライン)で対面で行います。

インタビュールームの利用者

主に一般消費者・モデレーター、観察者の3つの役割で参加します。

  • 一般の生活者・消費者は調査対象として参加します。

  • モデレーターは、調査において、参加者へのインタビューおよび司会進行を行います。ファシリテーターと呼ぶこともあります。

  • 観察者は、インタビューを聴講し、分析を行います。主に商品開発担当、マーケティング担当、マーケティングリサーチ担当などが該当します。

一般消費者・生活者

  • 商品・サービスのターゲット、あるいは調査の目的に合致するターゲットにあたる一般の生活者・消費者のことです。

  • 年齢、性別、職業、居住地など、様々な属性の参加者を調査の目的に合わせて呼集します。

  • 参加者は、インタビューに参加することでもらえる謝礼・交通費を動機、インセンティブに調査に参加します。

モデレーター

  • 参加者へのインタビューを主導・進行し、一般消費者から意見を引き出します。

  • モデレーターが一般消費者から取得する意見は、分析用のデータ都市扱われます。よってモデレーターは参加者の意見を誘導せずに、中立的な立場でインタビューを進行する必要があります。

  • また、モデレーターは一般消費者が話しやすい環境づくり、高いコミュニケーション能力、瞬発力のある分析力が求められます。

  • もちろん、調査テーマに関する知識や理解も求められます。

観察者:マーケター、リサーチャーなど

  • 主に商品・サービスの製品開発およびマーケティング活動、分析活動に従事する人たちです。

  • インタビューの妨げにならないよう、静かに観察することが求められる。

  • 多くの場合、インタビュー会場に隣接している別室からインタビューを観察します。

インタビュールームの設備

調査に必要な設備が整っている。参加者がリラックスして話せるような快適な空間である必要があります。

  • インタビュールーム

    • 一般消費者とモデレーターがインタビューを行う調査会場のメインのお部屋です。

    • 録音・録画のためにカメラが設置されていることが多いです。

    • 一般消費者が安心で快適に自分の意見を話せるように以下の環境が整備されている必要があります。

      • 外部の音が入らないよう防音加工されている

      • 参加者のプライバシーが守られている

      • 換気や空調が適切で、快適な室温が保たれている


インタビュールーム赤坂 バイデンハウス
  • ミラールーム / ビューイングルーム

    • インタビュールームでのインタビュー風景を観察するお部屋です。

    • 調査対象者から観察者が見えないようにマジックミラー越しにインタビュールームを覗き込むように観察します。

    • 調査対象者に観察者の会話が聞こえないよう、防音加工されている必要があります。

    • 以下のサイトでは、実際のインタビュールームの設備を見ることが出きます。

インタビュールーム赤坂 バイデンハウス

インタビュー調査の主な方法

インタビュールームを活用した調査では、主にマーケティングリサーチにおける定性調査という手法を用います。参加者の属性や目的に合わせて適切な調査方法を選択しますが、代表的な調査手法は以下の2つです。

  • フォーカス・グループ・ディスカッション

    • 複数人の一般消費者が集まって意見交換を行う座談会形式のインタビュー調査です。

  • デプスインタビュー

    • モデレーターと一般消費者が1対1でじっくりと話す形式。

インタビュールームの場所選び

  • マーケティングリサーチ会社やコンサルティングファームなど、専門の会社が運営するインタビュールームを利用するのが一般的です。

  • 調査の目的に応じて、ホテルや会議室などを利用する場合もあります。

  • 駅から近いなど、アクセスが良い場所にあることが望ましいです。

  • 以下のサイトでは、全国のインタビュールームの一覧を予約することができます。

おまけ:海外でのインタビュールームの呼び方


英語ではFocus facility、Focus group viewing roomなどと呼ぶようです。

Focus group facility

https://www.forsta.com/facilities/

Focus group viewing room

https://www.anthologygroup.com/research

インタビュールーム赤坂 バイデンハウスについて

「変化の兆しを、ここで見つける」
バイデンハウスは、生活者を洞察しブランドに変革を起こしたい方のためのインタビュールームです。参加者がリラックスした状態で本音を話せ、リサーチャーが快適に分析に集中できる、最新のテクノロジーを備えたインタビュールームを提供しています。

  • 会場名:インタビュールーム赤坂 バイデンハウス

  • URLhttps://interview.weiden-haus.com/

  • 住所:東京都港区赤坂2-14-8 山口建設ビル 3F/4F

  • 営業時間:9:30〜22:00

  • 最寄駅

    • 東京メトロ千代田線 赤坂駅 2番口 徒歩4分

    • 東京メトロ銀座線 赤坂見附駅 10番口 徒歩9分

    • 東京メトロ丸の内線 赤坂見附駅 10番口 徒歩9分

    • 東京メトロ南北線 溜池山王駅 10番口 徒歩7分

    • 東京メトロ銀座線 溜池山王駅 10番口 徒歩7分

  • 赤坂インタビュールーム バイデンハウスのポイント

    • 2つのお部屋から選べる

    • 洗面台つきインタビュールームで日用品の試供テストができる

    • ZOOM配信で海外・自宅からでもオンラインで定性調査に参加できる

    • スタッフが英語のクライアントにも対応してくれる


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