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スマホからニュースアプリを削除してみる - オールドメディアはニューメディアに敗北したのか?

スマホからニュースアプリを削除してみました。

記事の一覧を眺めていて、良い心地がしなかったからです。
この感覚はどこからやってきたのだろう?
少し深掘りして考えてみます。

ニュースアプリ特有のノイズ

新聞等の有料の情報源と、無料のニュースアプリを比較して考えてみます。
無料のニュースアプリには、新聞には無い2種類のノイズが含まれているのではないかと思います。

1つは、「見たくない広告」です。
広告の存在自体を否定するつもりはありません。
しかし、広告の中には、負の感情を煽るものもあります。
広告を収益源とする無料のニュースアプリでは、そうした「見たくない広告」に遭遇する可能性が高くなるのかもしれません。

もう1つは、「見たくない記事」です。
複数のメディアの記事で構成される無料のニュースアプリでは、新聞社等の記事に加えて、ゴシップ紙等の記事も掲載されています。
先述の広告と同様に、負の感情で閲覧数を増やそうとする記事に遭遇する可能性が高まり、見出しを見るだけで消耗するということが起こりうるのではないでしょうか。

有料の情報源では、購読料と引き換えにノイズを抑えられる可能性があります。

オールドメディアは敗北したのだろうか?

Webメディアの台頭により、旧来のメディアの勢力が弱まったとされる節はありますが、上記のノイズがストレスに感じられる人にとっては、旧来のメディアが肌に合うということもあるのかもしれません。(「偏向」は別問題としても)

新たなメディアのスピード感と情報量、玉石混交のコンテンツに適応できていないと感じるのであれば、スピード感や情報量が抑えられたとしても旧来のメディアに頼ることも一つの選択肢となるはずです。

ただでさえ情報過多の時代、「駅の売店で新聞を買って電車で読む」くらいで得られる情報量がちょうどいい可能性だってあります。
そもそも新聞だって、1部あたりの文字数を考えれば決して情報量が少ないわけでもなく、むしろ多いわけですし……

自分を守るための情報コントロール

スキャンダルやら凶悪犯罪やら物価高やら、何かと気が滅入るニュースの多い今日この頃、心を穏やかに保つためには、目にふれる情報を自分でコントロールすることも必要だと思います。

その手段として、実験的に情報の断捨離を試してみることにします。





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うぇふ
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