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限りがあるのも悪くない

時間やお金はあればあるほど良い。

「そう思わない」と言えば嘘になります。

でも、現実的には、時間にもお金にも限りはあります。

もっと時間があれば、お金があれば、と思う場面も少なくありません。

しかし、時間やお金に限りがあることは、必ずしもマイナスのことばかりではないと思っています。

なぜならば、限りがあるからこそ計画を立てることができるからです。

たとえば、「休みが1日」の場合と「休みが1年」の場合では、前者の方が計画は立てやすいと思います。

使える時間が短いため、できることの選択肢は狭まります。
本当に自分がしたいこと・やらなければいけないことを選択していくことになるでしょう。

さらに、休みが限られているからこそ、その日に実行しようとする行動力が発揮されます。

私は長期間の休みが苦手です。
時間にゆとりがあり過ぎると、行動力が低下して、行動できずに過ぎていった時間が虚しく感じられてしまうからです。

ここまで時間に関して書いてきましたが、お金に関しても同様のことが言えると思います。

所持金に限りがあるときこそ、節約を心がけることができます。
お金に余裕があると、つい無駄遣いをしてしまうかもしれません。

本当に欲しいもの・必要なものを選びながら、効果的なお金の使い方をするためには、使えるお金の上限を意識する必要があります。

———

以上のように考えると、使える時間やお金が限られている状況というのは、それらの効果的な使い方を学ぶ良い機会と捉えられます。

限りがあるのも、それはそれで良いんじゃないかと思う今日この頃です。

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