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本当に必要な会議ってどれだけある?

会議が終わるたびに思う。


「この会議、本当に必要だったのか?」と。

何かを決めるために集まったはずなのに、結局何も決まらず、ただ話がだらだら続いただけ…なんてこと、よくある話だ。

腹立たしいのは、お客さんに直接聞けば解決するはずの問題について、社内でああだこうだと延々議論する会議だ。

お客さんのニーズや意見を推測し続けても、結局は推測の域を出ない。なぜなら、答えはお客さんしか知らないからだ。

それなら、さっさとお客さんに聞いてしまえばいいじゃないか。

なのに、なぜか社内で延々と無駄な時間を費やすことになる。

会議中には、「もっと具体的に話そう」とか、「どうすればいいか意見を出してくれ」といった言葉がよく飛び交うが、そもそも具体的に話せる材料がないのだから、話し合いが具体的になるはずもない。

結局、答えが出ないまま時間だけが過ぎていく。

そんな無駄な会議の後に残るのは、ただの疲労感と、「この時間、もっと別のことに使えたのに」という虚しさだ。

効率化を求めるはずの現代社会で、こんな無駄な会議がいまだに続いているのは、ある意味奇跡的だと思う。


おそらく、みんなが「会議をしないと不安」だからだろう。誰かが責任を取りたくないから、みんなで話し合った「という形」を作ること自体が目的になっているのだろう。

でも、正直なところ、必要な会議なんてそんなに多くない。実際のところ、「会議がなかったら困るか?」と聞かれたら、「困らない」と答えたい場面の方が多いだろう。


だったら、無駄な会議をなくして、もっと直接的にお客さんの声を聞く方がよほど有意義だ。

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