golang Revelフレームワークの使い方 簡単にAPIサーバーを構築する
今回はgolangのRevelフレームワークの使い方について解説していきます。
Revelとは
RevelはGo言語用のフルスタックWebアプリケーションフレームワークです。
Go言語の特性を活かしながら、Webアプリケーション開発のプロセスを効率化することを目的として設計されているため、高速で信頼性の高いWebアプリケーションの開発に適しています。
Revelの特徴やメリットについて以下の記事で詳しく解説しています。
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Revelのインストール
Revelのインストールを行うには以下のコマンドを実施します。
go get github.com/revel/revel
go get github.com/revel/cmd/revel
新しいアプリケーションの作成
revelコマンドラインツールを使用して新しいプロジェクトを作成します。
revel new my-app
これによりmy-appという名前の新しいRevelアプリケーションが作成されます。
Revelのアプリケーションは以下のようなディレクトリ構造となります。
Webサーバーの作成
まずはcontrollersディレクトリに以下のようなapp.goというサンプルコントローラーを作成します。
package controllers
import "github.com/revel/revel"
type App struct {
*revel.Controller
}
func (c App) Index() revel.Result {
greeting := "Hello, Revel!"
return c.Render(greeting)
}
次にviews/App/Index.htmlというビューファイルを作成し、次の内容を追加します。
<html>
<head>
<title>Hello, Revel!</title>
</head>
<body>
<h1>{{.greeting}}</h1>
</body>
</html>
conf/routesファイルを編集して、以下のルートを追加します。
module:testrunner
GET / App.Index
サーバーの起動
revelコマンドを使用してアプリケーションを起動します。
revel run my-app
ブラウザでhttp://localhost:9000にアクセスすると、アプリケーションのホームページが表示されます。
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