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golangで「non-name ~ on left side of :=」というエラーが出たときの原因と対処法
今回はgolangで「non-name ~ on left side of :=」というエラーが出たときの原因と解決策について紹介していきます。
golangで「non-name ~ on left side of :=」というエラーが出た
golangで開発を行っていると「non-name ~ on left side of :=」というエラーに遭遇します。
「non-name ~ on left side of :=」の「~」の箇所にはstructのフィールド名などが表示されます。
「non-name ~ on left side of :=」の原因
package main
import (
"fmt"
)
type xxxxxx struct {
text string
}
func hoge() (string, error) {
return "aaaa", nil
}
func main() {
xxxxxx.text, err := hoge()
fmt.Println(xxxxxx)
}
上記コードのようにhoge()という関数の返り値をxxxxxxというstructのtextに代入しようとしています。
しかしgolangでは短い変数宣言を用いてフィールドに値を設定することはできません。上記コードをコンパイルすると以下のエラーが発生します。
main.go:15:2: non-name xxxxxx.text on left side of :=
「non-name ~ on left side of :=」の対処法
このエラーを解消するには、一時的に変数を用いるか、もしくは変数を事前に宣言しておくことが必要です。
以下のようにstructのxxxxxxをyyyyyyとして一時変数に入れます。次にhoge()関数のもう一つの返り値としてエラーが返ってきますが、このエラーの型をerrとして事前に宣言します。
package main
import (
"fmt"
)
type xxxxxx struct {
text string
}
func hoge() (string, error) {
return "aaaa", nil
}
func main() {
var yyyyyy xxxxxx
var err error
yyyyyy.text, err = hoge()
if err != nil {
fmt.Println(err)
return
}
fmt.Println(yyyyyy)
}
このように実装することでエラーは解消され、正常実行することができます。
実行結果は{aaaa}が出力されます。
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