golang インクリメント演算子とデクリメント演算子について
今回はgolangのインクリメント演算子とデクリメント演算子について解説していきます。
インクリメント演算子とデクリメント演算子
Go言語ではインクリメント(++)とデクリメント(--)演算子を用いることで数値の変数を1増加させたり、1減少させたりすることができます。
インクリメント演算子とデクリメント演算子の使い方
package main
import (
"fmt"
)
func main() {
i := 0
fmt.Println(i)
i++
fmt.Println(i)
i--
fmt.Println(i)
}
まず最初のfmt.Println(i)では、iの現在の値をコンソールに出力しているため0が出力されます。
i++は、iの値を1増やすため、i = i + 1と同じ挙動となります。この後のfmt.Println(i)では1を出力します。
i--は、iの値を1減らすため、i = i - 1と同等です。この操作の後、この後のfmt.Println(i)では0を出力します。
インクリメント演算子とデクリメント演算子の注意点
式としての使用は不可
Go言語では、インクリメントとデクリメントは独立したステートメントとしてのみ使用できます。
CやC++などの他の言語と異なり、y = i++ や if (i++ > 10) のような式の一部として使用することはできません。
前置と後置の区別がない
CやC++では、インクリメントとデクリメント演算子を変数の前(++i)または後(i++)に置くことで、それぞれ前置と後置の動作を区別しますが、Go言語ではこのような区別はありません。Go言語では、これらの演算子は常に変数の後にのみ配置されます。
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