見出し画像

golang インクリメント演算子とデクリメント演算子について

今回はgolangのインクリメント演算子とデクリメント演算子について解説していきます。


インクリメント演算子とデクリメント演算子

Go言語ではインクリメント(++)とデクリメント(--)演算子を用いることで数値の変数を1増加させたり、1減少させたりすることができます。


インクリメント演算子とデクリメント演算子の使い方

package main

import (
    "fmt"
)

func main() {
    i := 0
    fmt.Println(i) 

    i++  
    fmt.Println(i) 

    i-- 
    fmt.Println(i) 
}

まず最初のfmt.Println(i)では、iの現在の値をコンソールに出力しているため0が出力されます。

i++は、iの値を1増やすため、i = i + 1と同じ挙動となります。この後のfmt.Println(i)では1を出力します。

i--は、iの値を1減らすため、i = i - 1と同等です。この操作の後、この後のfmt.Println(i)では0を出力します。


インクリメント演算子とデクリメント演算子の注意点

式としての使用は不可

Go言語では、インクリメントとデクリメントは独立したステートメントとしてのみ使用できます。
CやC++などの他の言語と異なり、y = i++ や if (i++ > 10) のような式の一部として使用することはできません。


前置と後置の区別がない

CやC++では、インクリメントとデクリメント演算子を変数の前(++i)または後(i++)に置くことで、それぞれ前置と後置の動作を区別しますが、Go言語ではこのような区別はありません。Go言語では、これらの演算子は常に変数の後にのみ配置されます。


golangの案件を探すならクラウドワークス テック

・97%がリモートのお仕事
・週4日、週3日OKのお仕事多数
・登録社数74万件業界トップクラス
・2〜4週間程度でお仕事決定
・案件提案から契約締結、勤怠管理もすべてオンライン完結
・継続率90%!一人ひとりをサポート
・参画後の評価で委託料が上がる認定パートナー制度
・簡単60秒で登録


golangをもっと詳しくなりたい方に

初めてのGo言語

Go言語の入門から応用まではこの一冊で網羅されています。説明も順序立てて説明されており完成度の高い参考書となっています。


詳解Go言語Webアプリケーション開発

こちらはGo言語の基礎知識を得たあとに読むことをすすめる本となっています。ハンズオン形式で手を動かしながら実装をしていくことができるため、実際の開発を意識しながらGo言語を学ぶことができます。

以下の記事では他にも筆者が実際に読んでおすすめしたい本をまとめています。


【Go入門】Golang基礎入門 + 各種ライブラリ + 簡単なTodoWebアプリケーション開発(Go言語)

まだGo言語の勉強を始めていない方、全くの初心者の方にはこちらのUdemy教材が最もおすすめです。

この教材ではgolangの基礎について網羅的に学ぶことができます。ただ見て学ぶだけでなく、講座の中でアプリ作成まで行うことで学んだことの理解をさらに深めることができます。


現役シリコンバレーエンジニアが教えるGo入門 + 応用でビットコインのシストレFintechアプリの開発

個人的に最も勉強になったのは「現役シリコンバレーエンジニアが教えるGo入門 + 応用でビットコインのシストレFintechアプリの開発」という教材です。
本格的なレクチャーに入る前に、なぜGoなのか、なぜFintechなのかについて説明されていることで、Goの概念や意味について大枠から理解することができます。

以下の記事では筆者が実際に受講したおすすめUdemy教材をまとめています。

※本ページではアフィリエイトリンク(PR)が含まれています



いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集