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golang 型アサーションの使い方と注意点について

今回はgolangの型アサーションについて紹介していきます。


型アサーションとは

型アサーションは、インターフェース型の変数が特定の型を持つことを確認し、その型の値を取り出すために使います。

主にインターフェース型から具体的な型への変換やチェックを行うために使うことが多いです。


型アサーションの書き方

型アサーションは以下のように書きます。

v, ok := x.(T)

変数xはインターフェース型の変数、tは具体的なデータ型、vはアサーションされた型の値、okはアサーションの成功可否を表すブーリアン型の値です。

package main

import "fmt"

func assertType(i interface{}) {
    if s, ok := i.(string); ok {
        fmt.Println("string型です:", s)
    } else if n, ok := i.(int); ok {
        fmt.Println("int型です:", n)
    } else {
        fmt.Println("不明です")
    }
}

func main() {
    var v1 interface{} = "Sanmple"
    var v2 interface{} = 100
    var v3 interface{} = 200

    assertType(v1)
    assertType(v2)
    assertType(v3)
}

上記コードではassertType()関数がインターフェース型の変数iに対して型アサーションを行っています。
iがstring型やint型の場合、対応するメッセージが出力されます。
もしiがこれらの型のいずれでもない場合、"不明です"というメッセージが出力されます。

このコードの出力結果は以下のようになります。

string型です: Sanmple
int型です: 100
int型です: 200


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型アサーションの注意点

型アサーションを使用するうえではいくつかの注意点があります。

panicのリスク

単一戻り値の型アサーションは、アサーションに失敗するとpanicが発生します。
アサーションが失敗する可能性がある場合は、常に二要素の代入するように書く必要があります。


型アサーションの適切な使用

型アサーションはインターフェース型以外の値に対して型アサーションを行うことができません。


デフォルトゼロ値の理解

型アサーションの結果がfalseの場合、返される値はその型のゼロ値になります。int型の場合は0が変えってきます。


interface{}の使用に注意

interface{}は任意の型の値を受け入れることができますが、これに頼りすぎると型の利点を失い、エラーの原因となる可能性があります。


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