コンセプトって何?
皆さんは「コンセプト」と聞いて何を思い浮かべますか?私はこの言葉を聞いて「コンセプトって何?????」とハテナが脳内で埋め尽くされたので、コンセプトについてnoteにまとめることにしました。
さて、コンセプトという言葉の意味を調べると、「概念、全てがブレないような一貫した考え」と出てきます。たまに間違った解釈で「主題や伝えたいこと」であるテーマと混同されたり、ビジネスを簡単に表したキャッチフレーズのように思われる方もいらっしゃいます。今回は事業コンセプトについて、実際に使われている事例やコンセプトを決める手順まで、ざっくりとご紹介します。
事業コンセプトは「本当のところ、何を売っているのか?」を表現した一言です。ターゲットがそのサービス、ものを買うことでどのような幸せが訪れるのかが売れるコンセプトとなります。
【コンセプトの事例】
コンセプトという言葉にまだピンときていない方のために、「企業の事業コンセプト一覧、まとめました」というサイトより、実際の企業のコンセプト事例を5個ご紹介していきます。
よく、コンセプトの事例ではスターバックスの「家庭でもなく職場でもない第3の空間」が出てくるかと思いますが、いろんな企業のコンセプト事例を集めることで、「コンセプトってこういうことか!」というのが、なんとなく見えてきます。今回、参考にしたコンセプト事例のサイトも最後に貼っておきますのでぜひ、そちらも合わせてご覧ください。
続いて、コンセプトを決める手順について、箇条書きで説明します。
上記の内容が、コンセプトを決める上で必要なことになります。競合や市場の調査を行わないと、自己満足で全く売れないサービスが誕生します。また、ターゲットを定めないと、商品やサービスに特徴が出にくく、他社との差別化が図れずに多くのサービスの中に埋もれてしまいます。そのような時は、ペルソナと呼ばれる年齢、性別、職業など細かい条件を決めていくこともおすすめです。
それでは、実際にどのようにしてコンセプトを作っていくのでしょうか?おすすめのコンセプトワークがありますので、ご紹介していきます!大阪でデザイン会社を経営されている株式会社NASUさんの記事に「コンセプトワーク」について書かれているので、私なりに面白い部分を抜粋していきます。
前提として、玉樹真一郎さんの名著「コンセプトのつくりかた」がもとになっています。私も読んでみたのですが、任天堂のゲーム機「Wii」のコンセプトが決めるまでの過程が細かく書かれており、大変わかりやすいです。
NASUさんの「コンセプトワーク」の話に戻しますが、面白い部分は悪口からコンセプト作りが始まるというところ。ネガティブな部分に本音が隠されており、その本音を炙り出すことによって、事業独自のコンセプトが作られやすいのです。
ただ、出会ってすぐの人に本音を出せるかというとなかなか出せないのが人間のさが。ある程度、気心知れた仲間とコンセプトワークをすることがおすすめだそうです。記事の中ではNASUメディアというNASUさんの記事のコンセプトを決める中で付箋に思いついたことをバババッと書いて貼っていき、グループ分けをしていきます。その後、グループがどのような共通点があるのかなど探し出し、コンセプトを導き出していく…という流れです。
ここでは、ざっくりとした概要だけ説明しておりますので、詳しい内容を知りたい方はNASUさんの記事を読んでみてください。また、先ほどご紹介した「コンセプトのつくりかた」の本も分かりやすいので、コンセプトワークについて詳しく知りたい方はぜひ読んでみてください。
これからも調べた内容をジャンル問わず、不定期に発信していきます。今回、参考にしたサイトのリンクを以下に貼っておきますので、よければそちらもご覧になってくださいね!最後までお読みいただき、ありがとうございました。
【参考サイト】
https://waan.takusa.jp/archives/3361
https://nasu.design/nasu/concept_work/#:~:text=NASUメディアは「ビジネス
https://kkusaba.com/concept-example/